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大倶利「……厨に水を取りに行ったら、こんのすけがいた」
『……それで?』
こん「私が大倶利伽羅殿にお願いしたのです!何せ私めの身体では水を運ぶのが億劫でして……(泣)」
『そうだったんだ……』
大倶利「ほら、水」
『うん、ありがとう』
大倶利「……間に合って良かった」
『?』
大倶利「あんた、こんのすけに水頼んでからすぐに気絶したんだろ。俺がここに来た時、多重結界が解けていた」
『え、嘘……』
大倶利「幸い、敵は居なかったから良いが……もう少し、警戒心というものを持ってもらわなければ困る」
『ハイ、スミマセン』
大倶利「あと……」
『?』
何か言いづらいことでもあるのか、伽羅ちゃんはそこで黙り込んでしまった。
『伽羅ちゃん?』
大倶利「っ……早く、風呂に入ってちゃんとした格好に着替えろ」
『あぁ、ごめんね、汗かいてるから……』
大倶利「っそうではない……いいから、早く 風呂に入ってこい……!俺は散らかった部屋を片付けておく……!」
『ちょ、伽羅ちゃん……!?』
何故か伽羅ちゃんの上着を着せられて、部屋から追い出された。
『私何か怒らせることしたかな……まぁいいや、お風呂入ろ』
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イヴェル(プロフ) - ユリアさん» 嬉しいお言葉ありがとうございます!!😭頑張って更新していきます🥰 (5月6日 12時) (レス) id: 0126769826 (このIDを非表示/違反報告)
ユリア(プロフ) - 長きにわたり紡がれた物語はとても面白くて、いろんなキャラの感情がよく描かれていてとても読みごたえがありました!新しく更新させる日を心待ちにしております。頑張って下さい!! (5月6日 10時) (レス) @page47 id: 729d7bbd60 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:イヴェル | 作成日時:2023年12月23日 20時