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『……』
こん「主さま、少し休憩されては……?」
『っ……まだ……もう少し、だけ……』
私はあの後、少ない霊力で戦うために部屋に籠っていた。
多重結界を張ったままっていうのが、意外にもキツくて……
『っ……』
こん「主さま……!」
『っは……大丈夫……もう少し……』
こん「こんなに続けていたら、主さまのお身体が持ちませんよ……!」
『でも、時間遡行軍がいつ来るか分からないし……』
こん「それでも一度休憩するべきです!」
『っ……じゃあ、少しだけ……』
そう言って足を崩そうとした瞬間に、力が抜けて倒れてしまった。
こん「主さま!?」
『っ……こんのすけ、ごめん……お水が欲しいな……』
こん「わ、分かりました!すぐに持って参ります!」
大俱利「……い……おい、A」
『ん……?伽羅ちゃん……?』
大倶利「汗をかいたまま寝るな、風邪を引くぞ」
『大丈夫だよ……どうせお風呂に入るし……』
大倶利「はぁ……あんた、寝ぼけてるな。早く起きろ、そして水を飲め」
『……あ、そうだ……私こんのすけにお水頼んだんだった……っていうか、伽羅ちゃんは何でここに?』
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イヴェル(プロフ) - ユリアさん» 嬉しいお言葉ありがとうございます!!😭頑張って更新していきます🥰 (5月6日 12時) (レス) id: 0126769826 (このIDを非表示/違反報告)
ユリア(プロフ) - 長きにわたり紡がれた物語はとても面白くて、いろんなキャラの感情がよく描かれていてとても読みごたえがありました!新しく更新させる日を心待ちにしております。頑張って下さい!! (5月6日 10時) (レス) @page47 id: 729d7bbd60 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:イヴェル | 作成日時:2023年12月23日 20時