PGなキミを、レンタルしたいっ！！【黒子のバスケ】

＊照れ屋彼氏　ー３ー ページ19

笠「……ゴホン。改めて説明始めるぞ
　まず契約期間は今から１ヶ月間で、その間俺を呼んでくれたらいつでも来てやるから」


貴「えっ！！本当に？いつでも？？」


笠「だけど！！……レンタルできるのは１日１０時間以内だから気をつけろよ」


貴「時間制限があるんだ……残念」


笠「はあ！？一体どれくらいレンタルできると思ってたんだよ…」


貴「そりゃあ……２４時間ずーっと」


笠「……俺を過労死させたいのかよ(汗)」





　
・






笠「ざっと説明するとこんな感じだけど……後は契約書を読んで理解しといてくれ」


貴「はい。分かりました」




　
　差し出された書類を受け取ろうとしてちょっと
　手と手が触れ合っただけでビクッと引っ込めら れてしまった




　
笠「……わ！悪ぃ//」


貴「……いえ、こちらこそ」





　うぅ……(泣)
　また避けられてしまった




　確かに笠松さんはかっこいいし……けど、
　こんな調子でこれからやっていけるのかな？





・





笠「……勘違いすんなよ」


貴「ん？どうしました？」


笠「いや！その……正直言うと俺、あまり女が得意ではないんだ。だから別にお前のことを嫌っているわけではないからな！！こそは覚えておけ//」


貴「…………えっ」







　得意ではない？女の子が？？



　……そういうことだったんだ。ってことは私
　嫌われてないの？


　


・





貴「…………」


笠「うわぁっ！！？……いきなり何すんだよバカ//シバかれたいのか！」


貴「本当に……苦手なんですね」




　
　試しに笠松さんの手を握ってみるとたちまち
　彼の顔が真っ赤になっていく




笠「そうだって言ってるだろうが！分かったら早く離せ！追加料金取るぞ」


貴「えっ？追加料金って……」







　
笠「おう。言い忘れてたな？スキンシップには追加料金がかかるからあんまりベタベタするなよ」





貴「……そ、そんなぁ！？」





　スキンシップってことは触ることもできない
　のか……


　このルール、意外と厳しい！！





　

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