関係小話 似通う二人 ページ13
学校近くのカフェ…そこには目立つ赤色の髪をした人物と深紅の鬼のツノをつけた人物がいた
「井伊さん、ごきげんよう」
「ん？…おお、確かそなたは…常臣か。ここで会うとは奇遇じゃな」
「そうね。ここにはよく来るのかしら？」
「んー、そうじゃな。たまにしか来ぬがな」
「あらそう。お隣良いかしら？」
「おお、良いぞ」
「ありがとうございますわ」
「で、何か私に用事でもあるのか？」
「用事って程でも無いのだけれど…調理実習の時から思っていたの。私と貴方って似ていないかしら？」
「似ておる？」
「男らしい名前の雰囲気とか…色々ね」
「ほう、そうか。まぁ確かに名前は間違われやすいな。名前で女と分からぬしな」
「分かるわ。名前の雰囲気で男だと思われてしまうのよね」
「私も常臣の名前を見たとき、男かと思うたわ」
「……フフッ、そうよね。私も井伊さんの名前を見たとき、同じことを思ったわ」
「お互いに苦労しておるんじゃな」
「そうね。貴方とは色々と分かり合えそうだわ」
「ん〜…あ！そう言えば合同授業の時に側におった、あのモジャモジャの水色の男とはどういう関係なのだ？」
「…ああ、元就のこと？彼とは…恋人よ。付き合ってるの」
「ほう…そうかそうか！して、元就とは上手くいっておるのか？」
「ええ、彼は優しいのよ。私には勿体無いくらいだわ。そういう貴方はどうなのかしら？いらっしゃるの？殿方が」
「………」
「どうしました？」
「すまぬ、その質問はパスでお願いしたい…」
「…分かりましたわ。誰しも言いたくないことはありますもの。深入りしないでおきますわね」
「そうしてくれると助かる」
「そうだわ。貴方のこと…直虎と呼んで良いかしら？」
「ああ、良いぞ」
「もう少し貴方と話していたかったのだけれど…そろそろ私は行くわ。個人的な用事がありますから。直虎、楽しかったわ。またカフェとかで話しましょうね」
「そうか。私も常臣と話せて楽しかったぞ、また会おうな」
「ええ。ごきげんよう直虎」
仲良くなった数日後、しばしば二人でカフェにいる姿が目撃されたとか、されてなかったとか……
───────────────
後々この二人は互いの共通点とかで仲良くなるに違いない…！そうなったら個人的に熱いです(？)
最後に
麗鳴様、関係を組んでくれてありがとうございます！
何かご指摘がありましたら、遠慮なくどうぞ！
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小鳥遊ふゆう - コメント失礼します！【https://uranai.nosv.org/u.php/novel/Ema1234561/?p=%A4%E6%A4%A6%A4%CA&ans=8】にて常臣ちゃんを出演させていただきました！ (2023年2月2日 7時) (
レス) id: 34f774734d (このIDを非表示/違反報告)
夜宵ノ良(プロフ) - 小鳥遊ふゆうさん» ありがとうございます…！ (2023年1月11日 18時) (レス) id: 271a44bab7 (このIDを非表示/違反報告)
小鳥遊ふゆう - 常臣ちゃんがどストライクです…美しい… (2023年1月10日 20時) (レス) id: a30ccd45c8 (このIDを非表示/違反報告)
夜宵ノ良(プロフ) - ピピピのピさん» 確認しました！使ってくれて、ありがとうございます！ (2023年1月9日 23時) (レス) id: 271a44bab7 (このIDを非表示/違反報告)
ピピピのピ(プロフ) - コメント失礼します。可憐な花が咲くまで…に神鳥谷常臣さんを使用させて頂きました。ご確認お願い致します。 (2023年1月9日 22時) (レス) id: dd7f2196ba (このIDを非表示/違反報告)
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