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黒騎士side
付き人｢おや？戴冠式はサボるのではなかったのですか？｣
城の広場に到着して早々、先程の付き人に絡まれる。
広場は新皇帝陛下の登場を今か今かと待ち望んだ人達の人混みでいっぱいだ。
黒騎士｢ちょっと確かめないといけねぇ事が出来た。｣
付き人｢それはそれは♪｣
そんな無駄話をしていると、急に辺りがどよめきはじめた。
(来たか。)
新皇帝陛下の入場だ。
そして、俺は本日"二度目"の陛下との遭逢である。
(やっぱりな…)
広場の中心を堂々と歩みを進めているのは、先程俺を剣術で負かしたあの女…響木青藍だった。
(まさか…あいつが陛下だったとはな。)
いや、今考えれば確かに違和感があった。
普通の庶民は俺の事を騎士団長"様"と呼ぶ。それにあそこはセレナイト城の裏山は用が無い者は城の関係者しか立ち入ることが出来ない。
そして…普通の庶民の女が剣術を嗜んでいるはずがない。
(まんまとやられた…)
不意に広場を進むと目が合った。
陛下は俺に不敵な笑みを向けた。その碧い瞳には、逆らうことが出来ない何かがある。
そして、戴冠式がすすみ、新皇帝陛下からの挨拶が始まるはず…だった。
騎士｢次に、王国騎士団長が陛下への誓いの言葉を述べられます。朔間零騎士団長、陛下の御前へどうぞ。｣
黒騎士｢！？｣
(聞いてねぇぞ…)
俺は陛下を凝視すると、そいつは満面の笑みでこちらを見つめていた。
(あー、もう、なるようになれ！)
俺は陛下の目の前に行き、跪いた。
黒騎士｢私、朔間零は響木青藍皇帝陛下に忠誠を尽くすことを誓います。｣
これが、後のセレナイトの歴史を大きく変える女帝となる響木青藍と朔間零との出会いである。
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リューゲ(プロフ) - 麻衣さん» コメントありがとうございます！！この作品を好きになって貰えて光栄です！！これからも亀更新ですが応援していただけると幸いです！お仕事頑張ってください！ (6月18日 21時) (
レス) id: ab9e6bad9c (このIDを非表示/違反報告)
麻衣(プロフ) - 最近この小説を見つけてハマっていてずっと見てます！！お話も作り込まれていて見ていてとてもワクワクします！これからもこの小説の為に仕事頑張ります🥹 (6月12日 2時) (レス) id: 9b82d4ecb7 (このIDを非表示/違反報告)
リューゲ(プロフ) - ちさとさん» もうなんとなく察しはついているかもしれませんがご想像にお任せします😊 (2023年3月30日 22時) (レス) id: ab9e6bad9c (このIDを非表示/違反報告)
リューゲ(プロフ) - ちさとさん» コメントありがとうございます！生きがいと言っていただけて本当に光栄です😭😭相変わらずの亀更新ですが応援していただけると嬉しいです！これからも応援よろしくお願いいたします🙏 (2023年3月24日 18時) (レス) id: ab9e6bad9c (このIDを非表示/違反報告)
ちさと(プロフ) - 更新ありがとうございます🙇♀️読む事が自分の生きがいになっています(笑)これからも頑張ってください！ (2023年3月24日 9時) (レス) @page16 id: 114e667087 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：リューゲ | 作成日時：2023年2月11日 16時
