mission150 ページ29
youside
暗闇の中、凛月くんと2人で隠れ家に向かって歩みを進める。
その間に凛月くんはこれまでの状況を大まかに私に説明してくれた。
いきなり零さんに凛月くんと晃牙さんに"葵兄弟の様子を見に来て欲しい"とお願いされたこと。
晃牙さんの2人で夜闇の中、葵兄弟を探していると、ボロボロになり気絶しているひなたくんと怪我を負ったゆうたくんを見つけたこと。
ゆうたくんの話から、私が1人で山賊と交戦中のなるちゃんの元へと向かったことを知ったこと。
晃牙さんに葵兄弟を任せて1人で私を追って来てくれたこと。
凛月｢なんでこんな夜に1人で出歩いてた？なんで俺たちに外に出ることを言わなかったの？もしタイミングがずれていたらAが山賊と鉢合わせてたかもしれない…分かってる？｣
A｢ご、ごめんなさい…｣
凛月くんはひとつため息を着くと、再び口を開いた。
凛月｢…今回はたまたま何も無かったから良かったけど…次は許さないからね。…ほんと、無事でよかった。｣
そう言って凛月くんは私の身体を正面から強く抱き締めた。
A｢ぇ、！、あの、凛月くん…！？｣
凛月｢あんまりヒヤヒヤさせないでよ…ゆうたくんから事情を聞いた時…本当に焦った。凄く…心配した。｣
凛月くんは私の肩に顔を埋めて、抱きしめる力をより強くする。
私は何も言えなくなり、凛月くんの背中に手を回した。
凛月｢これからは…気をつけてよ。1人で行動しないで…｣
凛月くんの身体は少しだけ震えていた。
A｢本当に…心配させてごめんなさい。それと…来てくれてありがとう。｣
私がそう言うと、凛月くんはゆっくりと抱きしめていた手を離した。
そして、私の頭に優しく片手を置いた。
凛月｢…いいよ、別に。Aこそ…無事でいてくれてありがとう。｣
凛月くんはそういって、夜空に映える星々のように美しい笑みを浮かべた。
結局、隠れ家に行くまでの間、凛月くんがなるちゃんの話題を出す事はなかった。
°・*:.。.☆
なぜか凛月くんパートになると少し甘々になっちゃうんですよね、なんでだろう、最推しとかじゃないんですけどねぇ…
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リューゲ(プロフ) - 麻衣さん» コメントありがとうございます！！この作品を好きになって貰えて光栄です！！これからも亀更新ですが応援していただけると幸いです！お仕事頑張ってください！ (6月18日 21時) (
レス) id: ab9e6bad9c (このIDを非表示/違反報告)
麻衣(プロフ) - 最近この小説を見つけてハマっていてずっと見てます！！お話も作り込まれていて見ていてとてもワクワクします！これからもこの小説の為に仕事頑張ります🥹 (6月12日 2時) (レス) id: 9b82d4ecb7 (このIDを非表示/違反報告)
リューゲ(プロフ) - ちさとさん» もうなんとなく察しはついているかもしれませんがご想像にお任せします😊 (2023年3月30日 22時) (レス) id: ab9e6bad9c (このIDを非表示/違反報告)
リューゲ(プロフ) - ちさとさん» コメントありがとうございます！生きがいと言っていただけて本当に光栄です😭😭相変わらずの亀更新ですが応援していただけると嬉しいです！これからも応援よろしくお願いいたします🙏 (2023年3月24日 18時) (レス) id: ab9e6bad9c (このIDを非表示/違反報告)
ちさと(プロフ) - 更新ありがとうございます🙇♀️読む事が自分の生きがいになっています(笑)これからも頑張ってください！ (2023年3月24日 9時) (レス) @page16 id: 114e667087 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：リューゲ | 作成日時：2023年2月11日 16時
