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mission118 ページ39

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その後。




この隠れ家で1日過ごしてみてわかったが、この隠れ家には羽風さんや晃牙さんだけでなくもう1人アドニスさんという方がいたらしい。

司くんいわく、"お姉様が羽風さんに絡まれている時にこの方に絡まれていて気づけなかった"らしい。


私達に絡んだ件についてはちゃんと羽風さんとアドニスさんから謝罪をいただき、その理由として零さんが、私を裏切ろうとしている凛月君から保護するためというのも説明された。




そしてその日の夜、仮眠を取ったあとに私は零さんの部屋へと呼び出された。



(なんか緊張する…)


私が零さんの部屋の扉をノックしようとしたその時。

ガチャ

零「あがるがよいぞ。」


なんとノックする前に零さんが扉を開けたのだ。


A「え、なんで来たのわかって…」


零「なぁに、我輩レベルにもなれば気配でわかるわい。さぁ、中に入るが良いぞ。」


A「…失礼します。」





零さんの部屋にはわたしと零さんの2人と…もう1人。



A「え、レオさん、?なんで…」


なぜか、レオさんがいた。


月永「あー、俺が今までレイと喋ってたんだ!今出ていくから気にするな!」


A「は、はぁ、」


そして部屋から出ていこうとしたレオさんの背中に零さんが声をかける。


零「…月永君、本当に一緒に聞かなくていいのかえ?お主も"当事者"じゃろうて。」


(当事者…?)


レオさんは零さんの言葉に一瞬動きを止めたが。


月永「うーん!いいや!俺は行く!じゃあなー」


と言ってヒラヒラと手を振って部屋から出て行ってしまった。



零「さてと。今から嬢ちゃんには長い話をする事になるぞい。…全てを聞く覚悟は出来ているか、A?」


突然零さんの口調と目つきが変わり困惑するも、私はゆっくりと頷いた。


A「はい、教えて欲しいんです。私は一体何者なのか。どうして記憶が無いのか。」





私がそう言うと零さんはふっと微笑んで頷いた。


零「…変わらないのう。本当に…全く変わらんわい。」



私が椅子に腰かけると零さんは語り始めた。



私の過去と五奇人について_____







.

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リューゲ(プロフ) - yudukim0110さん» 励みになります!頑張ります! (2023年1月8日 4時) (レス) id: ab9e6bad9c (このIDを非表示/違反報告)
yudukim0110(プロフ) - 凛月くんが安定のかっこよさ🫶紅郎さん敵だけどかっこいいんだよな、惚れちゃう。いや毎回終わるタイミングが完璧なんですよ!続き楽しみにしてます😋 (2023年1月7日 21時) (レス) @page30 id: 114e667087 (このIDを非表示/違反報告)
リューゲ(プロフ) - @yudukim0110 コメントありがとうございます!!こんな駄作を面白いと言って貰えてとても嬉しいです😭紅月は強者として出したかったんです😊凛月君の夜型個性は消しちゃいましたが吸血鬼っぽく見せれるように頑張ります😊 (2023年1月6日 0時) (レス) id: ab9e6bad9c (このIDを非表示/違反報告)
yudukim0110(プロフ) - ここで紅郎さんが来るか。。!毎回面白くて尊敬です🫠はい、吸血鬼っぽいです。。。(笑) (2023年1月5日 19時) (レス) @page29 id: 114e667087 (このIDを非表示/違反報告)
リューゲ(プロフ) - @ひーちゃん ありがとうございます!更新の励みになります!!これからも頑張ります! (2022年11月27日 18時) (レス) id: ab9e6bad9c (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:リューゲ | 作成日時:2022年11月27日 17時

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