5th Target ページ7
sidePink
「ホストォ！？」
中「うん、のんちゃんならできるやろ？」
淳太に言われたのは、ホストに潜入しろって。
「俺ホストなんか行ったことないし…」
神「まあそれは正直みんな一緒やって。俺も行ったことないよ。」
「そうやけどさぁ…神ちゃんも一緒やないの？？」
必殺上目遣いのきゅるきゅる目で神ちゃんを見つめてみるけど
神「俺今回他の仕事もあるから行かれへんねん、ごめんな？」
とこちらもまた上目遣い(無意識)で返される。
うっ、可愛い…。
「じゃあ流星は！？」
流「おれともの仕事ついて行くからあかんわ。」
そうやった。こいつ最近前よりも神ちゃんから離れへんくなってるんやった。
中「まあまあ、濱ちゃんもボーイとして一緒に行ってもらうし大丈夫やって。」
濱「なんかあったら助けるから」
「でもボーイさんやろ？俺主体やん…」
潜入自体あんまりやった事ないし、だいたい神ちゃんと一緒にやって来てたからめっちゃ不安なんやけど。
落ち込む俺に神ちゃんが
神「のんちゃんやったら大丈夫！いつも俺と一緒に頑張って来てたやろ？俺はのんちゃんは出来る子やって知ってるんやで！」
って可愛い笑顔で言ってきた。
こんなん
「頑張るしかないやんか…」
�陝屬茲叩�望！それでこそ男や！！！！」
桐「頼りになるぅ！」
重「お前にしか出来ん仕事や！頑張れ！」
口車に上手いこと乗せられてしもた。
褒められるの好きやからこんなん言われたら俄然やる気が沸いてしまう。
「で？俺はホストになって何したらええの？」
重「そっからかい！」
中「きいてへんかったんかーい」
関西人やからみんなよぉツッコむんよ笑
中「今回はホスト狂いやった女の子からの依頼な。」
桐「え？ホス狂は自分が悪くない？？」
中「最後まで聞け。」
怒られた照史はしゅんとしてまるで子犬みたい。
中「最初は普通に自分のお金内でしか遊んでなくて、ある時からきつくなってきたんやって。こんな使ったっけ？って思うくらい。」
重「なるほどな、所謂架空請求ってやつか。」
中「そう、ちょっとずつ値段が膨れ上がって、最終的に手元に残ったのは多額の借金。こんな使ってないって抗議した所で酔ってたからやろ？って話もきいてもらえへんのやって。」
「それは酷いな。｣
中「神ちゃんに頼んで監視カメラでも見てみたけど、依頼者は本間のことしか言うてへんかった。」
「ほんならそいつを殺せばええんやな」
中「そういうこと。」
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作者名：まかろに | 作成日時：2022年9月15日 1時
