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sideGreen
大阪から帰ってきて照史に迎えに来てもらって寝てもうた。
気持ちよく寝てたのに死ぬほどうるさいアラームに起こされる。
「なんやねん…」
って言いながら起き上がろうとしたら身体の上に誰かの腕が乗っかってた。
横を見たらこのうるさい音の中で爆睡してる流星がおった。
どうやったらこの音なっても寝てれんねん…
「流星、今すぐ起きやな置いていくで」
って声掛けたら直ぐに起きた。
流「なに、どこ行くん…てか何この音」
「多分侵入者」
流「あー、なるほど。」
寝起きでも一応頭は回ってるらしい。
自室に置いてる銃を持って廊下に出ながら流星と会話する。
「なんで俺の部屋おったん?」
流「車から運んでそのまま一緒に寝てた」
「淳太大丈夫かな」
流「照史が何とかするやろ。」
その間にシゲとのんちゃんと濱ちゃんが応戦してくれてる音が聞こえてきていそがんとなって思ってたら淳太を背負った照史が来た。
これは照史に戦わせる訳には行かんなーって思ったのは流星も一緒やったみたい。
流「俺らもおるし大丈夫やで。照史はそこで淳太守っといて」
「まあそこまで行かさんけどな。」
その声に照史が頷いたのを確認して流星と前線に出る。
俺らは銃やから基本近接戦ではないけど、アジトへのダメージを考えて俺は近接戦に切替える。
そうやって5人で敵を倒していくけど倒せど倒せど湧いてくる。
なんやこいつらって思ってたら煙幕が投げられたとともに後ろから誰かに腕を引かれた。
敵か味方か分からんくて一瞬構えたけど
濱「今は無闇に発砲できひん、ちょっと離れよか」
って濱ちゃんの声が聞こえてきた。
他の5人が気になるところやけど、インカムも付けてない今の俺らは自分で身を守るしかなくて。
とりあえず視界が悪い場所を濱ちゃんと抜け出した。
「あいつらどんだけおるんやろ。殺っても殺っても湧いてくるやん。」
濱「ざっと2〜30くらいは1人で殺った気するんやけどな」
「おれもそんくらい殺ってると思う。」
濱「1人1人は弱いけどさすがに体力持ってかれるな。」
「俺はこの後の掃除が憂鬱やわ…」
濱「せやな、大分しっちゃかめっちゃかやからな。」
家具も買い替えるつもりやったからちょうど良かったけどな。
だんだん煙幕もはれて来たからまた敵を殺っていく。
遠くでしげとのんちゃんの声も聞こえてくるし流星の銃声も聞こえてくるから一安心。
はよ終わらせてはよ寝たいな…
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作者名:まかろに | 作成日時:2022年9月15日 1時