Rainbow 2ndStory (ページ1)

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4th Target ページ1

sideGreen

ご飯が出来たから淳太を呼びにいったらすっごいうーんって悩む声が聞こえてきた。

「淳太？ご飯できたけど。そんな唸ってどうしたん？」

中「いや、それがな、次の依頼なんやけど、」

「おん、依頼がどうしたん。」

中「ツインテールの女の子を狙う通り魔やねん。だから1人囮役をだしたいねんけど、神ちゃんはこの前のこともあるから嫌やろ？だから俺がしよかな思ってんねんけど、自衛出来るかなって思って」

なるほどな。通り魔やからきっと後ろから狙われるから、淳太にはちょっと荷が重いなそれは。

「ええよ？俺やるで。」

って言ったら淳太は驚いた顔をする。

中「でも神ちゃんこの前嫌な思いしてもうたばっかやんか、、」

「あれは手出されそうになったからしんどかったけど、別に女装するのが怖いわけではないし！笑
今回のは返り討ちにするだけやろ？それなら体格的にも俺が適役やろ！全然やるで！」

中「うわ、すごい助かるわ。ほんなら相方に流星付けるな？」

「うん、それは助かる！」

流星が守ってくれるんやったら安心やし。

中「でも、流星納得するかな？」

「流星も別に女装くらいなら納得すると思うで？
それに俺がやる言うてるんやから納得させる。笑」

中「心強いわ笑
ほんならそれで作戦たてるわな！ありがとう！」

「全然！ほんならご飯食べに行こ！」

淳太の眉間によってたシワがなくなって一安心。笑
俺の事大事にしてくれてるから、できるだけ嫌な思いせんようにって考えてくれる所がお兄ちゃんみたいで、ちょっと心がぬくもった。
リビングに行ってご飯食べてる時に淳太がさらっとその話したけど流星も全然納得してる。

流「ともには指1本触らせへんから心配しやんとってな」

ってにこにこ話す流星。
過保護やねんけどそれが落ち着くから俺も何も言わへん。
たまに流星はしげにそろそろ神ちゃん離れしーやって言われてるけど多分俺も流星離れ出来へんから別にええんやけどな笑
ただこの後、淳太に手渡された服を見て俺は後悔した。

「なんで制服なん、、」

中「ツインテールの女子高生が狙われるらしいわ」

桐「もんちは童顔やからいつまでも高校生でいけるな！」

「嬉しくないわ！俺はもう成人してる！！！」

所謂ブレザーでミニスカート。
いつも女装する言うてもドレスやったりOLやったり長いスカートばっかやったから恥ずかしい。
そんな俺の気持ちなんか構わんと皆写真撮り出してほんましばいたろうかと思ったわ。