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sidePink
次の日、なんとなく早くに目が覚めた。
あくびしながらリビングに上がったら
桐「え？望が早起きとか珍しいやん。」
中「大体起こしに行くまで起きひんのにな。」
って言われる。
まあ実際そうやから言い返せへんねんけど。
神ちゃんがおらん間はいつも淳太か照史が起こしに来てくれるからな。
ありがとうとしか言えへん。
「ん、おはよ…」
とりあえず頭も回らんからいつも�陲舛磴鵑�座ってるソファに座ってニュースをつける。
しばらくぼーっとしながら見てたら見知った建物が映って目が覚める。
「あ、これ俺らが潰したとこやん」
中「あー。新聞にも載ってたで。」
って言って淳太が見せてくれる。
詐欺してたことも書かれてる。
オーナーは逮捕。
ターゲットは捜索中らしい。
まあ今頃灰になってるから見つかるはずも無いんやけどな。
�陝屬�はよ。えらいニュースなってるやん。」
って眠そうな顔した濱ちゃんが声掛けてきた。
目開いてへんやん。笑
桐「これは望のお手柄やで〜。今日の晩飯何食べたい？」
「え！じゃあハンバーグがええ！チーズインのデミグラスソースな！」
桐「しゃあない！いつもやったらめんどくさいって言うけど今日は作ったろ！」
自分の手柄って言われたら段々俺も出来るようになってきたんやって嬉しくなる。
昨日シゲにも『ようやったやん。』って言われたし。
1人ではなかったけど、俺を主体で入れてくれたのは出来るからって思ってくれたんやなって実感できた。
かと言ってこれをシゲに言うたら絶対に『調子乗んな』って言われるんやけどな。
「�陲舛磴鵝�俺これからも頑張るわな」
濱「頑張るのはええ事やけど無理はせんようにな。」
中「そやで。のんちゃんになんかあったら俺神ちゃんと濱ちゃんに詰められる。」
桐「そこ2人は望に甘々やからな〜笑」
そんなこと言ってる2人も俺に激甘なんは分かってるけどな笑
なんだかんだ全員俺の事大事にしてくれてるって最近よく実感する。
前みたいに必要とされてないって考えへんようになってきたのは多分前にシゲがちゃんと言葉にして伝えてくれたから。
重「おはよ〜」
「シゲおはよ！俺、シゲのおかげで成長できてる！ありがとう！」
そう伝えたらシゲは頭にはてなを浮かべてる。
重「なに、あいつはよ起きてテンション上がってんの？なんで急に俺は感謝述べられてるん…笑」
桐「褒められたんがそんだけ嬉しかったんちゃう？笑」
中「可愛ええやん、素直で笑」
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作者名：まかろに | 作成日時：2022年9月15日 1時
