☆誰にも言えない私の秘密3 (ページ6)

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そう言ってTravis Japanの楽屋を出て

キスマイの部屋に置いてある洋服を取りに来た。

藤ヶ谷「あ、美惟ちゃん帰るって言って帰っていったよ」

萌希「まだ着替えてなかったの？」

「ちょっとお話してたの。着替えてくるね」

すぐに着替えて戻ると

キスマイはもう先に出発したらしく

私と萌希はTravis Japanのみなさんと

桜良ちゃんの運転でお店に向かうことに。

桜良「萌希ちゃん髪染めた？」

萌希「はい」

桜良「似合うね、茶髪も」

萌希「ありがとうございます」

「桜良ちゃんも髪切った？」

桜良「やっぱりライブになると邪魔になるからね」

萌希「あ、A課題やった？」

「したよ、その様子だとしてないんでしょ」

萌希「だから今日見てたのに」

「萌希なら明日には描けるんじゃない？」

あまりにもTravis Japanが静かだから

後ろを見たらみんな寝ていた。

「そりゃ疲れるよね」

萌希「きっとキスマイよりも疲れるよね。先輩より踊って、着替えも早くして、振りも固めて、揃えて」

桜良「トラジャはほんとにいい子たちばかりでね。単独でライブも決まってて忙しいの」

そんなに年が変わらないのに

こんなにも頑張ってる人がいると思うと

私ってなんてちっぽけな事で悩んでるんだろって思う。

ステージに立つひろ兄ちゃんを見ていつも思う。

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