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気が付けば、俺はAのベッドに突っ伏して寝ていた。
朝起きてすぐAの、顔を見た。昨日は月明かりがさしていたが
今は朝日がAの顔を照らしてる。
まだ尚眠るAを残し、一旦帰宅した。
自分の目がものすごく腫れていたがそんなことどうでも良かった。
ただAが、俺を忘れていないことを願った。
:-(
終始頭はボーっとしていて、よく家にたどり着いたにというくらい俺の心は、なくなっていた。
玄関を開けると、
見知らぬ靴、否見知ってはいるが、まさかと思う人の靴があった。
(どういうことだよ…?)
俺は仄かに緊張を混じえてリビングのドアを開けた。
そこに居たのは、センラだった。
「なんでいるん…?」
「おー!志麻くん帰って来てたんか!ええ匂いやろ?朝飯まだでしょ?」
「え?あぁ、うん…。」
「焼きそば、作ってんねん。少し待っててな〜」
なんでこいつがいんだよ。確かに合鍵は渡してたけど…
センラの行動の意図が全く読めへん。
「志麻くん昨日は死んどったから、ご飯とか食べるか心配だったんよ。Aさんもしばらく作れないだろうし、やから俺が作りに来た!」
もう出来上がるから手洗って待っててなぁ〜.というくらいセンラ。
俺の相棒はどこまでもいいやつで優しい人だった。
一瞬涙腺が緩んだが、ぐっと堪えて手を洗いに行った。
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リス - 画像映ってないです (2021年3月30日 21時) (レス) id: 9e25a99e83 (このIDを非表示/違反報告)
くらげ(プロフ) - とぅーかわさん» ありがとうございます!夢主ちゃんは完全に私の好みの女の子になってしまって…でも、結末に納得していただけて安心しましたぁ!コメントありがとうございます! (2019年9月22日 18時) (レス) id: 23afe5e4e1 (このIDを非表示/違反報告)
とぅーかわ(プロフ) - んんんん完結おめでとうございます!!最後夢主ちゃん思い出してよかったああああ((うるさい (2019年9月22日 17時) (レス) id: 032bd3a16e (このIDを非表示/違反報告)
くらげ(プロフ) - 律さん» そんなこと言っていただいて本当に嬉しいです!頑張って更新早く出来るようにします!結婚?喜んで! (2019年8月22日 18時) (レス) id: 23afe5e4e1 (このIDを非表示/違反報告)
律 - あ"あ"ァ"ぁ"ァ"あ"ぁ"ァ"ァ"ァ"!なんて素晴らしい作品なんだ...メチャクチャドストライクゥ!!メッッッチャ面白いっす。まじ惚れました←結婚しま((((更新されたら楽しく見させて頂きます!更新お疲れ様でした! (2019年8月15日 17時) (レス) id: ddd9224e3c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:くらげ | 作成日時:2019年7月29日 17時