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「あ、俺もちょうど隣寂しいな思っててん。
抱き枕もあった方がいいし」
『え、抱き枕？』
「しかも、最近あったかいけど今日ちょっと
涼しめやん」
『……え、やだ。わたし暑くなるじゃん』
「じゃあ一緒に寝てあげへん」
『………』
無言でシーツの上に滑り込んだ彼女は、俺の
使っていた枕を奪い取り、半ば強引に掛け布団も
取り上げた。
「俺のじゃなくてそっちの枕と布団使ったら
いいやん」
『ましくんが使ってよ』
なんて軽い言い合いをするのはいつものこと。
お風呂上がりの彼女からは、ほんのりと
甘い香りがする。
表情には出さないようにしているつもりだけれど
こうやって抱きしめたくなるのも無理はないと
彼女には理解してもらいたい。
『…わたしに抱きつくの、ましくん好きだよね』
「俺と一緒に寝たがるよな、Aは」
『別に、…なんか安心するだけ』
それは褒め言葉として捉えておこう。
もぞもぞと奪い取られた掛け布団に手を伸ばし、
予備の枕を丁度いい位置にセットする。
それから、俺に背中を向けた彼女の身体を
ゆっくりと自分の胸へと抱き寄せそっとキスを
落とした。
本当は振り向かせて正面から見つめたいけれど、
そんなことしたらただ寝るだけじゃ
おさまりそうにないから。
だからそれは、また明日にでも。
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
ここまで読んでいただきありがとうございます◡̈
会話ではない真史帆くんsideの部分は全て
標準語で書かせていただきました。
三重弁がどうしても分からず、
作者が滋賀県民なもので、わたしが普段使ってる
ような普通の関西弁ですが大目に見てくださると
幸いです;;;
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しけのり(プロフ) - る るさん» こんばんは、コメントありがとうございます！返信、遅くなってしまいすみません…！嬉しいお言葉ありがとうございます☺︎やっとですが投稿出来ましたので読んで頂けると嬉しいです😌 (2022年5月22日 21時) (
レス) id: 6d2ef5ed88 (このIDを非表示/違反報告)
る る - いつも読んでます！最高です、、😭 更新大変だとは思いますが頑張ってください！！ 毎回きゅんきゅんしてます 🤤 (2022年5月1日 12時) (レス) id: f0c007650d (このIDを非表示/違反報告)
しけのり(プロフ) - りかさん» こんばんは、コメントありがとうございます！投稿を楽しみにしていただけてるなんて、とても嬉しいお言葉です🥹只今頑張ってお話を書いている途中なのでもう暫くお待ちください☺︎ (2022年4月27日 19時) (レス) id: 6d2ef5ed88 (このIDを非表示/違反報告)
りか(プロフ) - 次の投稿楽しみにしてます＾＾ (2022年4月26日 15時) (レス) id: eaa1cd6714 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：しけのり | 作成日時：2022年4月8日 10時
