刀剣乱舞の活劇審神者には実は…妹（みたいな存在）の子がいた (ページ4)

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楽曲2side加州ページ4

俺が知ってるのはAの家族は全員、彼女のバンドメンバーで同じ孤児院の経営者の夫婦に引き取られた子供達らしい事。Aを含めた兄妹全員には過去に凄いトラウマがあって、人間不信が凄くて大人には中々懐かなくて里親を拒否し、大人にはもうすごい怯えてたから、社会に出る事も不可能に近かった。

救いだったのは経営者の人がとても優しい夫婦だったのと唯一、Aがまだ居なかった頃まともに話せる大人だった事。

そして、年齢的にってなった時にその人達が養子としてその4人を引き取って、その一年後、Aもその孤児院に引き取られるけど上の兄妹と同じかそれ以上の人間不信とかで大変だったみたいでなかなか孤児院でも馴染めなかったんだって。

ただ、その4人と仲良くなったきっかけが音楽
孤児院には音楽室みたいな楽器が弾ける場所があって、そこから流れる音につられてAはその部屋に入って、歌いたいって衝動に駆られて歌ってその4人と仲良くなったらしく…

でも、大人不信はその4人の中でも凄くて、孤児院の外に出る事さえ出来なかったけど、その4人と4人の里親の努力で少し克服。後にその兄妹の末っ子として養子になって、少しづつ好きな音楽などを5人兄妹で大人に披露して克服したらしい

最初は小さなライブを何回も行ったりしてファンを獲得してたみたいだったけど…2年前にスカウトされてからはバンドとして本格的に活動していって、最初こそAのバンドの楽曲はネット配信だけだったけど、ライブも沢山して多くのファンも獲得。そして俺と出会う1年前にAがベース担当になる話が出て練習してたって訳

因みに、少しでも子供達の嫌な記憶を思い出させたくなくてA達の養父母がそれぞれ新しい名前を子供達につけたって話を聞いて俺はAを含めて兄妹全員も真名じゃないのに納得した

あれ？でも彼女の名前だけは、お兄ってAが呼んでる兄的存在の人につけて貰ってるからこのままがいいって言ったって話だったかな？

今とは別の孤児院でそいつとAは離れ離れになったんだけど、其奴が絶対迎えに行くって約束して健気に待ってるってすっごい泣けるよね…

ていうか、待たせすぎでしょ。
でももし今のAの前に兄(仮)が迎えに来たらどうなるの？俺はAと会えなくなるの嫌だし…
とか回想をしてたらAが『今日の夜8時からだから。そろそろ練習だからまたね』って家に向かってた…帰るか、俺も。