刀剣乱舞の活劇審神者には実は…妹（みたいな存在）の子がいた (ページ18)

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楽曲15 ページ18

扉を開けて部屋に入ると既に私の荷物が置いてあった。朝に政府が運んでくれたのだ。
但し、自分の命の様なベースだけは自分で持ってきた。お兄が私がAの部屋に運びますよ？と言うのでお兄なら…と渋々案内時はお兄に任せたが。

それにしても…

深く落ち着く赤い絨毯を引き詰められ壁はアンティーク風の落ち着きがある部屋だ。しかもどうやらいくつかの部屋がある。恐らく、今の扉から入った部屋はリビングみたいな感じだろうか？本棚とゆったりとした2、3人は座れるソファーの前にローテーブルがあり、反対にも同じソファーがある。

窓も洋風で鍵付きだ。
窓の外からは中庭らしき日本庭園？が見える。

本棚には昔から好きだった本や私が好きそうな本が沢山ある。

本棚はとても大きいから、まだまだ入りそうだ。楽譜とかベースの本も入るだろう。

本棚との間にも仕切りがあった。簡易的なキッチンが設えてあったのとティーカップやティーポッド、ホットミルク専用のミルクポットもある事からお兄が私が寝れない時はホットミルクを飲んで居た事を覚えているのだと感じた。
何故か紅茶の茶葉も多くあったが、そういえば音色からもらったのは紅茶だったと思い出した。
ここ1ヶ月分のアフタヌーンティー分は貰ったからそれだと思ったし、音色と私の御用達のお店の銘柄しか無いので、音色と私いつの間にこんなに紅茶を飲んだのかなどとも思った。しかも、音色と私の好きな茶葉から私が気になっていた茶葉まで揃えている。さすがバンド内1のお茶会仲間と思った。

現在でもそれらは引き継がれている。14歳のあの事件からは睡眠を取りにくくて薬を処方された。それでも寝れないと兄妹達が心配し、お母様がホットミルクを渡し、それでやっと寝れた事も多い。

そして、私はテーブルに鍵がある事に気がつき、手に取る。
扉は２つ。

鍵と扉の金具は色も装飾も違うが、１つの鍵はシルバーで持ち手の装飾に扉と対になる色をした石が輝いた鍵。
もう１つはアンティークゴールド装飾のみの鍵。
シルバーの赤い石が輝く鍵を手に持つ。扉の金具のちょうど鍵穴の上に青い石が埋め込まれた扉に差し込み、回すと開いた。

中を見ると…