刀剣乱舞の活劇審神者には実は…妹（みたいな存在）の子がいた (ページ15)

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楽器12 ページ15

夜にお兄が居る場所、【本丸】という所に行った。

夜、と言っても7時ぐらいだから普段ノアチルがレコーディングやら合宿などしている時間帯だしどちらかと言えば、私たちの活動時間的な時間だ。

加州君と大和守君たちに連れられて本丸に行くと、巫女服みたいな服？着物に身を包んで優しく笑みを浮かべるお兄が居た。

お兄のそばには様々な服装の人がいるけど、私は嬉しさのあまりに『お兄！』と言いながら、その人達の目の前でお兄に抱きついた。

抱きついた時に私をしっかり受け止めてくれたけど政府の人から聞いた話を思い出した。

お兄は歴史を変える悪い奴等と戦ってて、付喪神と契約し戦ってると。

私は本来の真名は無いようなものだから神隠しには合わないが、神や父に対しては礼儀はわきまえないとというのは学校と孤児院で学んでいたので慌てて挨拶をする。

『…お、おはようございます…。Aと申します。お兄とは昔？の付き合いで、私も本日からこちらでお世話になります…』
そう言ったら何故か皆様ポカンとした。

見た目が大体、私と同じぐらいの男の子が不思議そうというか可笑しそうに笑いながら「夜なのに、おはようって面白いね？」と言われた。

納得した…。
『ごめんなさい…。ノアチルなどで活動する…えーと、芸能界の全ての人は基本的に夜でもおはようなんで…癖？です、多分。』

そう言うと真っ白な人が爆笑しながらこりゃ驚いたと言っていた。

お兄の「今日はAの歓迎会の準備をしていますから、楽しんでください！」

そう言って昔と変わらない暖かい手で頭を撫でてくれた。