刀剣乱舞の活劇審神者には実は…妹（みたいな存在）の子がいた (ページ13)

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楽曲11 ページ13

最後の夜私はお母様と姉さんに呼ばれた。

お母様達は内緒で、もう一つプレゼントをくれた。

お母様達と絆の象徴であるリングのデザインと同じのピアス。

お姉ちゃん達とはノアチルでこれからも活動するからメンバーとして会えるけど…
御守りにって、右の小指にオリジナルの指輪をくれた。
ワインレッドの石が真ん中で輝いている。
私の、イメージカラーだ。
姉さんの右手小指にも同じ指輪が嵌められていた。
そっか。姉さんにとって私は唯一の女兄妹だったと改めて実感した。

お母様は看護師の資格と耳にピアスの穴を開ける為の医療行為に必要な資格がある。だからいつも孤児院でピアスの穴は開けていた。今回、また新しく開けるようだ。

養母「少し、痛いと思うわ。左耳の上部に穴を開けるから…それと、いつも言ってるけどピアスを開けたらきちんと医療用の用意してるから、穴がふさがるまではきちんとそれをつける事。動かすのは厳禁よ。」

その声と同時に軽い痛みが来た。

初めてピアスを開けたのはここに来てからすぐで、最初は試しって感じだったから一つだけ開けたのだ。

ただ、精神的に不安定な時は自分で調べて色んな病院で開けていた。

今、開けたのを数えると合計5つ開けた事になる。

流石に学校が教会系のエスカレーター式の学校だった事や養父母とはいえ親が教会という事で私は学校でも何も言われなかった。一応、姉さんが前例としてピアスを中学の最初の方で開けていたというからそれがあるだろう。

…流石に四つも開けた時はちょっと開けすぎじゃ…？と姉さん達には言われたが。
最初に開けた時には既に私には痛みって何みたいな感覚もあったからからそこまで最初も特に痛いと思わなかったからお母様にはびっくりされたけど。

その後泣けない私の代わりお母様が泣いて抱きしめてくれたっけ。

そんなこんなで私は自分の部屋に入った。

お兄は仕事の関係で明日の夜に迎えに来る。
お母様達の計らいで私の部屋は残しておく事や綺麗に掃除もしておくからいつでもここに帰って来て良いと言われた。

学校は私は元々成績が良いという事や姉さんとバンドが本格的に活動しても大丈夫な様に必須単位はもう既にとってあったのでいつでも届ければ卒業出来た。だから卒業という形を取り、私は同系列だが通信制の大学へ進学する事にした。

改めて自分の部屋を見る。
私の荷物は大きなトランクいくつかある私服の段ボールに相棒のベース。