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【心配】5 ★ ページ12

「……。」

周りもそれに気付いたのか、現場が騒然となる。
まさか幽霊じゃないよな…と唖然としていると、少年が後ろのAを振り返りながら呟いた。

「右と真ん中が奥で繋がってたんだね…。」

知らなかった…。と少年が言うと、それを確かめるために数人が真ん中の通路へと走っていく。

「王女さま、これは一体…。」

そんな中、まっちーも信じられないのか、事の真意を問うべくAに声をかける。

「え、えっと、部屋の奥にくぼみがあって、中へ入ったら道みたいになってて…。」

俺をちらちらと見ながら、ぎこちなくも説明しているA。

何がなんだかわからないけど、これは解決したと思っていいのだろうか。
特に怪我はなさそうだが、それより今は体調が心配だ。

「お姉ちゃんが道を見つけたんだよ。」

「A。」

俺が少年の言葉を遮ってAの名を呼ぶと、少しびくっとなった。
でもそんなの気にせず前へ出る。

「王子さま…。」

そしていきなり抱きしめたら、ワンピース越しに冷たい体温が伝わってきて胸がしめつけられる。

「心配したんだからな…。」

「申し訳…ありません。」

「謝らなくていい。でもほんと無事でよかった。」

そんなAを愛おしむように顔をくっつけて。
周りに人がいるけど、構わず頬に触れるだけのキスをする。

そして、今すぐお城へ帰ってしーちゃんの診察を受けさせたい気持ちを抑えて、今はまず洞窟の外へ出るのが先かなと、一度抱きしめていた腕を外してAの肩に回す。

「王子さま…。その…子供の前ですので…。」

「知らない。」

密着したまま、少しでも温かくなるようにAの腕をさすると、不意に少年が後ろから、ラブラブだ…。と言ったので、斜め後ろにドヤ顔で視線を送る。

「夫婦だしね。何か変かな?」

「いや、何も…。」

俺が言うと、何かを納得したように、うんうんと頷いていた。





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鹿(プロフ) - みなみさん» どうなるんでしょう?!フリーどうなるんでしょうか!昨日はなかなか寝付けず、今日は遅めに起きました^^;朝のニュース、ずっとイチローさんで、ちょっとがっかり!? (2019年3月23日 8時) (レス) id: 73ad5e2308 (このIDを非表示/違反報告)
みなみ - サルコウが…サルコウがぁぁぁ…!点差が大きいな…。一面に書かれる言葉を気にしていたゆづだけど、全部イチローさんに持っていかれましたね。やっぱりイチロー引退には勝てないよね。そうか、イチローが引退か…。野球ファンでなくとも、結構おおきいな、これは。 (2019年3月22日 8時) (レス) id: 42f93678ff (このIDを非表示/違反報告)
鹿(プロフ) - みなみさん» 以前より、声が良くなった気がします^^そうとう使ってるなと思ったんですが…。(絶対家で歌いまくってると思われ)早く日本に帰ってこないかなー! (2019年3月18日 17時) (レス) id: 73ad5e2308 (このIDを非表示/違反報告)
鹿(プロフ) - 心菜さん» すごい!現地観戦だなんて!楽しんで応援してくださいね^^帰国はまだかなー。ニュースも目が離せないですね! (2019年3月18日 17時) (レス) id: 73ad5e2308 (このIDを非表示/違反報告)
みなみ - あっちもこっちも見るところがいっぱいあって、王子はやきもちやいちゃいますね。雪肌精のCM、素敵ですね。芝居の台詞はダメでも、ナレーションは心地よい声で向いてる気がします。引退後はあちこちから引っ張りだこでしょうね。 (2019年3月17日 19時) (レス) id: 42f93678ff (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:鹿 | 作成日時:2019年2月15日 20時

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