【ティーパーティー】5 ★ ページ16
やっぱり今日はあまり長居しない方がいいなと考えていると、タイミングの悪いことにフェイからテレパシーがきた。
『ねぇゆづ〜。まだ終わらないの〜。』
普段滅多にないことなので、何か問題でもあったのかと一瞬危惧しつつも、そばに魔女がいる今の状況に若干焦りを感じる。
「あれ？今何か聞こえなかった？」
空耳かな？と案の定美姫さんがまた辺りを見渡している。
やべぇ！さすがに魔女は魔力が高いから、何らかの気配を感じ取ったのか…。
ひょっとして、ここで今俺がフェイとテレパシーで話したりしたら、美姫さんに筒抜けになったりして…。
……。
どうしよ。
もしそうなら安易にフェイと会話は出来ない。
『あれ？聞こえなかったの？ゆーづー！』
さらにフェイからの通信が続く中で返事をすべきか迷っていると…。
「あーっ！」
突然耳をつんざくような佳菜の叫び声が聞こえた。
今度は何だ…？
俺はフェイをひとまず放置して、美姫さんと声のした方向へ視線を向ける。
すると、今までおとなしかったトカゲのクワドくんが、かなりのスピードで森に向かって走り出していた。
「クワドくん！！」
すかさず美姫さんが走り出して、自分もその後を追うようにダッシュする。
そして二人がいた場所まで行くと、佳菜がぽかーんと森を見つめて一言。
「トカゲが走ってっちゃった…。」
「えぇ？！」
それはつまり、逃げたってこと…？
確かにクワドくんの姿はどこにもない。
「んもう！どうしてくれんのよゆづ！」
「え、俺？！」
いきなり怒りの剣幕で名前を呼ばれて逆に間抜けな顔になる。
「だって今確かに男の声でゆづって聞こえた！きっとそれにびっくりしてクワドくんが…！」
えぇ？！
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鹿(プロフ) - suzuranさん» 最近お話がぽんぽん進んでしまうので、ゆっくり更新したいのですが、ここで止めると怒られそうで、いつもついつい更新してしまいます＾＾；書きたいことがはっきりしている時はたくさん進むんですが、一区切りついてしまうと難しいですね。 (2019年1月2日 20時) (
レス) id: 73ad5e2308 (このIDを非表示/違反報告)
鹿(プロフ) - るりさん» 誰もが羽生さんの幸せを願ってる＾＾それはまだ結婚とかではないのかもしれないけど、いつかは結婚して欲しいなあ〜と思いながら日々書いています。主人公との再会はもう少しあと…かなあ？ (2019年1月2日 20時) (レス) id: 73ad5e2308 (このIDを非表示/違反報告)
suzuran(プロフ) - あけましておめでとうございます！ たくさんの更新ありがとうございます(^^) ゆっくり気長に4A待ちましょう！ 予想の斜め上を行くお方ですから、今年もたくさん驚かされるんだろうなぁ。 (2019年1月2日 8時) (レス) id: 4f2407ab74 (このIDを非表示/違反報告)
るり(プロフ) - あけおめです！魔王に乗っ取られなく一安心。王子と主人公ちゃん再会できてないんですもんね。早く安心できるといいなぁ。更新早くて嬉しいです。寝る前に読むのが楽しみです(^^)/今年も羽生さんにとって幸せになる年になることを願います！ (2019年1月1日 22時) (レス) id: 9a360f115b (このIDを非表示/違反報告)
鹿(プロフ) - みなみさん» 昨年はたくさんのコメントありがとうございました！とても励みになりました。最近オリジン脳になってて、もうアニメキャラのようになっています＾＾；このお話が終わったら…どうしようかな〜〜 (2019年1月1日 15時) (レス) id: 73ad5e2308 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：鹿
| 作成日時：2018年12月6日 17時
