【シフォンケーキ】6 ★ ページ25
俺が食堂へ着くと、何やら隣の厨房が騒がしく感じて、ドアの前に立っている護衛に何事かと尋ねると、意外な返事が返ってきた。
「只今、側室さまがおいでになっております。」
「え、Aが厨房に？」
食堂の方じゃなくて…？てかもう昼回ってるか。
あ、ひょっとして前にノブくんにお菓子作りを教えてもらうって言ってたの、今やってるのかな？
気になる…。
一体どんなのを作ってるのだろうか…。
俺は行き先を厨房に変更して、護衛に扉を開けさせる。
すると、中から数人の賑やかな声が聞こえてきた。
「砂糖は絶対グラニュー糖！上白糖ではこの味はでぇへんよ？」
「私の国ではキビ砂糖というものがありました。」
「え！そうなんですか、うわ〜、使ってみたいなぁー。」
そこには女子に混じったノブくんがいた。…なんか違和感ないわ。
しかし、何をしているんだろう。
しゃかしゃか何かを混ぜているけど…。
「あ！ゆづ王子！」
入り口に突っ立ったままの俺に気付いたのは…真凜だ。
「まぁ、ゆづ王子さま…。」
Aも驚いている。ノブくんは至って普通に作業をしている。
「ゆづー？こんな所にどうしたん？」
そのまま手の動きを止めずにため口で話しかけてくるノブくん。
実はスケートの世界では先輩なので、プライベートではそうしてって頼んでいるのだ。
「なんかやってるって聞いたから。何作ってんの？」
俺はさらに近づいて、厨房の作業台をのぞき込む。
「デコレーション用の生クリーム。ゆづも食事？」
「うん。ノブくんに何か甘いの作ってもらおうと思って。A達は何、厨房見学？(笑)」
何気なくAを見ると、なんだか…照れてる？
隣の真凜がにやにやしながら、そうです！とうなずく。
「あの、ゆづ王子さま。もうお身体の方は…。」
ふとAが俺の側まで来て小さな声で耳打ちする。
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solko(プロフ) - 出来たら、二人の話も少し取り入れてくれると嬉しいです。結婚するまでの、ツンデレ感。とにかく、しょまさとの話なくて、ぜひ、よろしくお願いします (2017年9月7日 2時) (
レス) id: be8f63a0ef (このIDを非表示/違反報告)
鹿(プロフ) - solkoさん» わかるかも！知子ちゃんは眠りの国のイメージですね(・∀・)最初から王女さまなのと、後から王女さまになるのと、どっちがいいかなぁ〜？迷うなぁ。 (2017年8月29日 16時) (レス) id: 5b18a5bb03 (このIDを非表示/違反報告)
solko(プロフ) - いつも楽しく見てます。しょまさと好きで、(((o(*ﾟ▽ﾟ*)o)))眠りの国のお姫様がさとこちゃんだと超嬉しいです。二人の話がどこ探してもなくて。 これからも楽しみにしてます (2017年8月29日 1時) (レス) id: be8f63a0ef (このIDを非表示/違反報告)
鹿(プロフ) - suzuranさん» 昌磨くんのイメージはもうこれしかないと(笑)かっこよさはないですね、ごめんなさい(；・∀・)これから寝たり起きたりします。？？(笑) (2017年8月28日 16時) (レス) id: 5b18a5bb03 (このIDを非表示/違反報告)
鹿(プロフ) - みなみさん» ご両親はそのまんま、ご両親です(笑)そして今回も一言も発することはありません。これは身内には絶対にしゃべらせないというポリシーによるのもです(*^_^*)(昔しゃべらせたけど)もう一人の母にも出て来てもらいたいですね！ (2017年8月28日 16時) (レス) id: 5b18a5bb03 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：鹿
| 作成日時：2017年8月14日 20時
