姉さんと就寝(2) ページ13
既にAの部屋に着いた十四松はAに突進して、一緒に寝たいと話した。
Aもそれを喜んで承諾し、自身の布団を捲り、隣に十四松を誘った。
「姉さんと寝るの久しぶり！ぼく、凄く嬉しいでっす！」
『そうだね、姉ちゃんも十四松と一緒に寝れて嬉しいよ。あ、明日遅く起きるかも』
だから起こさないでね、とAが微笑むと、十四松は、またもや頬を赤らめた。
『十四松……』
「ななななんっすか？！」
『照れてるの？』
「おい！何、姉ちゃんとイチャコラしてんだよ！十四松！」
Aの言葉を遮るようにして、おそ松がAの部屋にノックもせずにズカズカと入り込んで来た。
「やっほー、姉さん♪ボク達も一緒に寝たいなぁ……入れて？」
トド松はAに上目遣いで聞いてくる。
トド松が完全に狙ってやっていると、Aには分かっていたが、可愛いものは可愛い。
Aはトド松のお願いに、素早く縦に首を振った。
喜んでいるトド松の隣で一松は、トッティナイス、と小声で言った。
そして、おそ松の命令で、カラ松は十四松を軽く担ぐと自分達の部屋へ連れ込んだ。
そんなカラ松の後を一松とトド松がついて行った。
「姉さーん！」
『あらら』
「はぁ、十四松も隅に置けないね」
一人余裕そうなAの隣でチョロ松ははぁ、と軽くため息をついた。
「……姉ちゃん」
『ん？どーした……ってうわぁ！？』
おそ松が呼びかけると同時にAの体は宙に浮かんだ。
否、正しくはお姫様抱っこをされた。
『ちょいちょい、おそ松くんや、これはどういうつもり……』
「Aさん軽いですねぇ、今日本当に飯3杯おかわりしたのー？これはヒョロ松でも持てそうだなぁー？」
「ちょっと、ヒョロ松ってなんだよ……軽っ」
おそ松はAの事を気にせず、チョロ松にAを渡した。
チョロ松も、本当に食べてるの、とAを心配してきたが、それ以上に彼女は恥ずかしさで中々言葉が出なかった。
「ねぇ、チョロちゃん。俺の姉ちゃん、そろそろ返してよ」
「お前のじゃねぇだろ」
『ちょ、チョロ松、降ろして』
Aは少し赤面しながらチョロ松に訴えかけた。
チョロ松はそんな姉の顔にドキッとしながら、分かった、と言い、Aを降ろそうとした。
しかし、それはおそ松によって塞がれた。
「だーめ。俺が満足するまで持つからー」
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橋本アリィちゃん(プロフ) - 初コメ失礼します！とても面白かったです！もし続編があるのなら、続きを楽しみに待っています！(*´ω｀*) (2022年2月14日 21時) (
レス) @page17 id: 1849d0f1e6 (このIDを非表示/違反報告)
ももまつ(プロフ) - サカさん» ポテチもですか！？私はこんな日々を過ごしたいし、松姉のような人間に私はなりたい！？(T∀T) (2019年2月16日 14時) (レス) id: b070c34685 (このIDを非表示/違反報告)
サカ(プロフ) - ポテチさん» ありがとうございます。嬉しいです〜頑張ります〜♪ (2019年1月26日 20時) (レス) id: 8f4c8413a1 (このIDを非表示/違反報告)
ポテチ - めっっっっちゃ好みの作品でっっっっす！(*´ω｀*)更新頑張ってくださいっ！ (2019年1月26日 19時) (レス) id: 2c916e2ca1 (このIDを非表示/違反報告)
サカ(プロフ) - 雪華さん» 知っているアニメは、おそ松さん、ヘタリア、イナズマイレブン、サンリオ男子などです。 (2019年1月16日 19時) (レス) id: bc77b367c8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：サカ | 作成日時：2019年1月12日 12時
