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『ただいま〜…』
ジミンくんとレストランで別れて、そのまま自宅へ帰ってきた。
送ると言ってくれたけど、私はなんだか早くジョングクに会いたくて丁重にお断りした。
なんだかジミンくんと話をして、まっすぐな気持ちを向けられると自然と私もそうしたいと思った。
自宅のドアをあけると、玄関には革靴。ジョングクがいつも仕事に履いて行っている靴だ。もう帰ってきているんだろうか。
リビングの明かりはついている。
『ジョングク…?』
ドアを開けると、ソファに座っているジョングク。
JK「…あ、ヌナ。おかえり」
なんだか声に覇気がない。スーツも着替えずにそのままの状態だ。
『どうしたの、ジョングクもさっき帰ってきたの?』
ジョングクの肩に手を伸ばそうとすると、急にその手を掴まれてソファに引きずりこまれる。
そのうえにジョングクが覆いかぶさってきた。
『うわっ!…ちょ、ジョングク……!?っん』
振ってきたのは、ジョングクからの深いキス。
油断しているとすぐに逃がすまいと隙間から舌をねじりこまれ、からめとられる。
『ふっ…や、じょっ…ん』
何度も角度を変えて落とされる甘いキスに、意識が飛びそう。
JK「ヌナ…今日、どこにいたの?」
唇を離したジョングクは私の目を見ながら尋ねた。
私の顔の横についているジョングクの腕がなんともたくましい。片方の手はネクタイを緩めておりその姿にドキリと心臓が高鳴る。
『きょ、今日はミナとご飯に…』
JK「ふーん」
『きゃ!ちょ、どこ触って…っ』
ジョングクの手が私の服の下から滑り込んで、お腹とくびれをなぞるように触れた。
押し返そうとした手はあっさりとジョングクに捕まって、ムキムキの彼の筋力にはかなわない。
JK「ほんとのこと言ってよ、ヌナ。やめないよ」
『本当のこと…?っやん!』
首に顔を埋めるジョングク。髪が首にあたってくすぐったい。
背中に手が回ってきたと思うと、ぷちっと下着のホックが外れる音がした。
『ちょちょちょちょ!!ほんと待って…っ、ジョングクっ』
キスとジョングクの手に本当に流されてしまいそう。
なんだか怒っている雰囲気のジョングク。まさかお見合いパーティのこと怒ってる?なんで知ってるんだ!?
『お、お見合いパーティに行ってました!!すいません!!」
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uri(プロフ) - りんりんさん» わあ!嬉しいです😂最初の方の作品だからぐだぐだなんですけれども…笑ありがとうございます♥️ (6月25日 22時) (レス) @page43 id: ef26db2c6d (このIDを非表示/違反報告)
りんりん - もう本当に読んでいるだけなのに、❤️がドキドキしまくりましたww 久々の胸キュンありがとうございました😍とっても読んでいて楽しかったし、終わり方もなんだか感動しちゃって、こっちまで心がポカポカしました💗 (6月25日 22時) (レス) @page43 id: c1731ae876 (このIDを非表示/違反報告)
#ピーチパイ(プロフ) - uriさんの作品気づけば全部読んでしまいまいました!どの作品も面白かったですが、個人的にはこれが1番好きです!大好きです!! (2022年9月24日 22時) (レス) id: 45ed2b8755 (このIDを非表示/違反報告)
かのまる。(プロフ) - uriさん» 読めているので大丈夫です! (2022年7月14日 22時) (レス) id: 3434abd7ee (このIDを非表示/違反報告)
uri(プロフ) - かのまる。さん» かのまる。様 コメントありがとうございます!20ページ、未記入のままで見れなくなっておりました。お話は続いて読めてますでしょうか?いつもありがとうございます! (2022年7月14日 7時) (レス) id: ef26db2c6d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:uri | 作成日時:2022年6月24日 1時