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Aside



晃「やって!そうやん!
さっきから黙って見てたら
ビデオカメラ、スティックパン、のど飴…
その鞄何入ってんねん!」

晃一は純粋に気になったらしく悪気はないらしい、
他の3人は笑いを堪えようと必死、できてないけど。


貴「…晃一は許せるけど3人気に食わない」
晃「せやせや、残念やったな」
拓「は?なんでだよ」
稜「えっ、ちょ、なんで」
海「えー、俺も?」

貴「まったく…ちょっと席外すね」
海「怒っちゃだめだよー?」
貴「はいはい笑」

座ったまま首をこっちに向ける海に
適当に返事をして離れた。

お茶を買おうと思って自販機に向かうと
井上さんが話しかけてくれた。



「君、Aちゃんやっけ?
超特急7人を1人で見てるん?」
貴「あ、はいそうです」
「大変やない?」
貴「んー、大変じゃないって言ったら嘘になりますね」
「みんなそれぞれ個性強いからね」
貴「そうなんですよねー…」

自販機の前で飲み物を選んで
ボタンを押す井上さんはあたしを見て笑う。

「さっきの見てたけど、その鞄すごいな笑」
貴「なんでも対応できるように考えた結果です」
「たまには自分でやれって言いたくならんの?」
貴「まぁありますね、月イチで笑」
「月イチか笑 あ、飲み物奢るよ」
貴「え?!いいですよ!!」
「あーお金が吸い込まれてったー
これはもう買うしかあらへーん」

井上さんはわざとらしくそう言ったあと
選んでいいよ、と言ってくれたせっかくの気遣いを
無駄にするのは逆に失礼だと思い、

貴「じゃあ…」

ボタンを押すと、ガコンと音が鳴った。

「よし、戻ろか」
貴「はい、お金ありがとうございます」
「ええよ」



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設定タグ:超特急 , 小笠原海 , カイ   
作品ジャンル:恋愛
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さーちゃんまん(プロフ) - すごく面白かったです!猛虎の作品が更新されないのは悲しいです。。それくらい子の作品だいすきです!これからも頑張ってください! (2018年6月18日 20時) (レス) id: 419d84e20f (このIDを非表示/違反報告)
しっぽ(プロフ) - まゆさん» 読んでくれてありがとうございます(^o^)あきらとも読むんですね!!すごい...いっぱい読み方あるんですかね笑 (2018年6月16日 15時) (レス) id: 1a9c6622d3 (このIDを非表示/違反報告)
まゆ(プロフ) - いつも読んでて、35話目読んだ時に思わずコメントしたくてコメントさせて頂きます(^^) わたしが学生の頃、太陽って書いて『あきら』って読む男子生徒いましたよ〜! 超特急知って、逆にタカシって読むだ!?ってビックリしました! (2018年6月16日 15時) (レス) id: 486f5dba3f (このIDを非表示/違反報告)
あいか(プロフ) - いえ! (2018年6月15日 23時) (レス) id: 04a136b6a3 (このIDを非表示/違反報告)
しっぽ(プロフ) - あいかさん» うわ、ほんとだ!!ご指摘ありがとうございます!! (2018年6月15日 21時) (レス) id: 1a9c6622d3 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:しっぽ | 作成日時:2018年6月10日 1時

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