青い花 番外編

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海side



今日は雑誌の表紙の撮影。
楽しいんだけど、


最近、Aの様子がおかしい

海｢Aー｣
貴｢あ、うん？｣
海｢…｣
貴｢…用ないならいい？｣
海｢うん｣

俺の返事を聞くとどこかへ行ってしまった。
それと入れ替わりでピン撮影が
終わった佑亮が俺の隣に座る

佑｢喧嘩でもしたの？｣
海｢えっ？あ、いや、してない｣
佑｢ふーん…｣
海｢なんか怒らせたのかな｣
佑｢…僕に任せて？｣
海｢え？任せるって｣

顔を上げると、既に佑亮はAの元に行って
何かを話してから2人でどこかに行った。

拓｢任せてって言ってんだから待っててやれば？｣
海｢何するんだろ｣
拓｢それは俺にもわかんねぇけど
ふざけてるわけじゃなさそうだし｣
海｢そうだよな｣

拓弥はペットボトルを持って
稜雅がいる方に体を向ける。

拓｢あんな真面目な顔してる佑亮
久しぶりに見たわ｣
海｢逆に不安になる｣
拓｢そんな事言ってやんなって笑｣



稜雅のピン撮影をボーッと見てると
携帯の画面がついた。
何かのアプリの通知かと思い、見てみると



＿＿＿＿＿＿＿＿

佑｢音立てずにロビー来て｣
＿＿＿＿＿＿＿＿



それだけが送られてきた。

一緒に撮影を待ってた拓弥に
出てくると言ってスタジオを出た。



ロビーについて、2人が並んで座ってるのが見えた



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