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Aside



コーヒーでも飲もうと給湯室に入ろうとした瞬間

「そういえば、超特急っているじゃないですか」
「Aさんが担当してるグループだよね?」

何故か足が止まった。
声的に、後輩の坂本さんと山崎さんかな

「そうですそうです」
「で、どうかした?」
「なんか、7人とAさんの距離近くないですか?」
「えぇ?同級生だからじゃなくて?」
「んんー、そう見えなくて…特に小笠原君とか」

小笠原、その名前を聞いた瞬間凍りついた。

「小笠原君?」
「なんか、やけに懐いてるっていうか
一番距離が近いっていうか」
「考えすぎじゃない?笑」
「えー、でもいつもAさんといる時
楽しそうにしてるんですよー」
「ただ単に仲良いだけでしょ笑」

山崎さんが笑いながら
ないない、と言ってる反面
坂本さんはうーん、と考える。



人が多いとこで目立つことは避けてたけど
気づく人はいるんだ。

今、超特急はまだ有名とは言いきれない
そんな大事な時にこんな話。


「でも、この前仕事に向かうAさんに
小笠原君が飛びついてたんですよ」
「え?」



見られてたんだ…
え、じゃあ手握ってたのも…





「絶対小笠原君、Aさんのこと好きですよ」
「まさかの片思いな感じ?」
「絶対そうです。高校生の時から好きなパターン」
「Aさん気づかないのかな」
「意外と鈍感なんですかね?」


ちょっと違うけど、それでいっか…。

ため息を吐いてわざと足音を立てて
給湯室に入ると

案の定、坂本さんと山崎さんに驚かれた



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設定タグ:超特急 , 小笠原海 , カイ   
作品ジャンル:恋愛
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さーちゃんまん(プロフ) - すごく面白かったです!猛虎の作品が更新されないのは悲しいです。。それくらい子の作品だいすきです!これからも頑張ってください! (2018年6月18日 20時) (レス) id: 419d84e20f (このIDを非表示/違反報告)
しっぽ(プロフ) - まゆさん» 読んでくれてありがとうございます(^o^)あきらとも読むんですね!!すごい...いっぱい読み方あるんですかね笑 (2018年6月16日 15時) (レス) id: 1a9c6622d3 (このIDを非表示/違反報告)
まゆ(プロフ) - いつも読んでて、35話目読んだ時に思わずコメントしたくてコメントさせて頂きます(^^) わたしが学生の頃、太陽って書いて『あきら』って読む男子生徒いましたよ〜! 超特急知って、逆にタカシって読むだ!?ってビックリしました! (2018年6月16日 15時) (レス) id: 486f5dba3f (このIDを非表示/違反報告)
あいか(プロフ) - いえ! (2018年6月15日 23時) (レス) id: 04a136b6a3 (このIDを非表示/違反報告)
しっぽ(プロフ) - あいかさん» うわ、ほんとだ!!ご指摘ありがとうございます!! (2018年6月15日 21時) (レス) id: 1a9c6622d3 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:しっぽ | 作成日時:2018年6月10日 1時

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