SnowManと"恋"してみませんか？

-怖い夢-PURPLE ページ40

*


深｢どした…？｣




少し遅れて入った寝室で
携帯のアプリゲームを楽しんでると
後ろから腰に腕が回った。

聞いてみても返事はなく、
代わりに鼻をすする音が聞こえる

一瞬で、泣いてるとわかり
振り返ると意地でも顔を見せないA

深｢Aちゃ〜ん？｣
貴｢ん、｣
深｢返事は、はーいでしょ？ほら、はーいは？｣

ちょっとふざけてみても反応なし
地味に悲しいなぁ

深｢…まじでどうした？なんかあった？｣
貴｢こわいゆめみた｣
深｢夢？｣

いつもしっかり者のAが
小さな子どものように見えて口元が緩む


貴｢ふっか、が｣
深｢え？おれぇ？｣
貴｢うわきして、ここでていったの｣
深｢なにそれ、俺悪者じゃん笑｣
貴｢すごい、リアルだった｣
深｢もぉー、また泣いちゃうの？笑｣

夢の内容を思い出したのか、
またグズグズしだすAを
強めに抱きしめて俺の胸に当たる頭を撫でる。

深｢泣き虫Aちゃんだねぇ｣
貴｢うるさ、いっ…んん、もうやだ｣
深｢無理に喋らなくていいから、もう寝な｣

そう言うと、落ち着いてきて
Aの頬に添えてた俺の手に擦り寄る。

まるで、猫みたい。


貴｢別れたくない｣
深｢ははっ笑 デレデレだねぇ｣
貴｢ん、もうどうとでも言って｣

恥ずかしくなってきたのか
顔が見えないように必死なA




深｢まぁ、言われなくても別れるつもりないし
浮気もしてないし結婚もしたいよ、Aと｣


*

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