ep.2 初めての訓練―BATTLE― ページ7
その後、２〜４階を見て回り、残るは５階のみとなった
夢主「(核兵器と飯田君がいるのは、この5階のどこか…
可能性が一番高いのは、中央の大部屋…そこから見ていった方がいいわね)
お茶子ちゃん、先に中央の部屋を見てから二手に分かれましょう」
お茶「そっか、飯田君のスピードを生かせそうなのは、真ん中のおっきな部屋だけだもんね」
夢主「ええ…私が先行するから、ゆっくりそのあとについてきて」
そういって、中央の部屋の扉を音もなく開くと、お茶子を先に入れ、自分も入る
すると、Aの予想通り、部屋の中央に飯田と核兵器(ダミー)があった
夢主「(思った通り…後はどうやって回収するかが問題ね
残り時間はおそらく5分程度…)
お茶子ちゃん、自分の個性で、自身を浮かせることはできる？」
お茶「できるけど、負担の大きい裏技で…あんまり長くはもたんよ…？」
夢主「それでも十分よ
私が飯田君を引き付けるから、その隙にお茶子ちゃんが核の回収をお願い」
お茶「私が回収するの!? 飯田君を確保しちゃえばいいんじゃ…」
夢主「爆豪君がどこにいるかわからない以上、時間切れになるリスクが大きいわ
彼との戦闘も避けたいし…」
お茶「そっか、わかった 頑張る！」
夢主「お願いね」
そういって、柱の陰から飯田の様子をうかがうと、何やらぶつぶつとつぶやいている
夢主「(こ、怖いよ…飯田君……)
麗日さんはここにいて 私はもっとそばに寄ってみる
合図をしたら、お茶子ちゃんは回収をお願い」
お茶「うん、頑張って！」
夢主「ええ」
Aはそういって音もなく移動していく
目で見ると、確かにそこにいるのに、まるでいないかのように錯覚してしまうほどだ
お茶「(Aちゃんすごい…でも、なんであんなに静かに動けるんだろう…？)」
お茶子がそんな素朴な疑問を感じると、飯田君が急に顔を上げた
天哉「俺はぁ、至極悪いぞぉ」
夢主/お茶「っ!?/ぶふぅｗｗｗ(飯田君、真面目すぎる/真面目や！)」
天哉「ん？ 来たか麗日君！」
思わず吹き出してしまったお茶子は、あっさりと飯田に見つかってしまうが、Aはかろうじて見つからなかったようだ
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そよ - 緑谷君がいないですよね。 (2020年8月16日 6時) (
レス) id: b161648529 (このIDを非表示/違反報告)
凜香 - わー♪頭の中がパンクしそう♪設定、特に今のE組の関係しりたい♪憧れって殺せんせーかな♪ (2020年1月14日 0時) (レス) id: a8e855356f (このIDを非表示/違反報告)
カンパニュラ(プロフ) - 天川さん、リクエストありがとうございます！できる限り頑張ってみます!! (2018年9月30日 15時) (レス) id: 02b0455114 (このIDを非表示/違反報告)
天川(プロフ) - 見させてました！！主人公は緑谷くんの立ち位置なんですね！そこでリクエスト？をお願いします。緑谷くんを敵の方で登場させたりはできないでしょうか…？そんな展開も面白いかな〜ということで、お願いします。 (2018年9月29日 22時) (レス) id: 14e99eec09 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：カンパニュラ | 作成日時：2018年9月22日 16時
