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亮｢んう…ぱぱ？｣
深｢あ、ごめんな、起こした？｣
俺の質問に答えず、周りを見た亮平
亮｢ままはぁ？｣
深｢あー、っと…｣
亮｢ままのたおる…まま、ねたの…？｣
まだ小さい亮平に、どう説明したらいいのかわからない
寝たと言えば、寝室を見てAがいない事を絶対理解する。
だとしたら、ここは変に嘘をつかず
正直に話すしかないのか
深｢ママとパパ、喧嘩しちゃった｣
亮｢けんか…？まま、おこったの？｣
深｢うん｣
亮｢ままいないの？｣
深｢…うん｣
亮｢んぇ…｣
あー…
亮｢ままぁ…！｣
深｢あぁー…ごめんな亮平、よしよし｣
当たり前かもしれないけど、泣いてしまった亮平
さすがにこの時間に泣いてる亮平置いて探しに行くのも…
かと言って亮平抱っこして外歩き回るのも…
でもA心配だし…。
いや、きっと眠たい亮平には悪いけど
亮平も連れて探そう、1人残す方が危険すぎる。
深｢亮平、ママ探したいから、亮平も来れる？｣
亮｢んん、ぐすっ、いくっ！！｣
深｢ありがとう。じゃあ、えんえん我慢できる？｣
亮｢できるぅ…！｣
深｢ん、じゃあ、上着着よう、あと靴下も履こう｣
亮｢ママのもっ｣
リビングの片隅にかけてあったAの上着を指さした亮平
その上着を持って、亮平にしっかり上着を着せて
自分もパーカーを羽織って
携帯と財布、鍵を持って家を出た。
深｢さすがにそんな遠くまでは行かないよな…｣
15分くらい歩いて、川沿いの広場
コンビニを見てみたけどいなくて
こんなすぐ見つからないなら
車で行けばよかったと後悔
いや、逆に車だったら見落とすかもしれない
深｢あ、あそこ…｣
亮｢ママいる？｣
深｢どうかな、行くか｣
たまに3人で来る、馴染みのある公園
いつもお世話になってる
ここにいなかったらあとはどこなのか
なんて思いながら公園内に入っていく。
亮｢パパッ｣
おんぶをしてた亮平がいきなり、
俺のフードを引っ張って指をさした先、目をこらす。
間違いなくあれは、
深｢A！｣
亮｢ママ！｣
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まる(プロフ) - 桜井サラさん» はじめまして、コメントありがとうございますー！そうなんですね！やってよかった☺️これからもよろしくお願いします！ (2021年9月28日 21時) (
レス) id: 260391a30d (このIDを非表示/違反報告)
桜井サラ(プロフ) - はじめまして、いつも楽しく読ませていただいてます！今日はじめてのおつかい見て、この作品の亮平くんのおつかい見てみたいなーと思ってたんです！嬉しいです😍楽しみにしてます！ (2021年9月26日 3時) (レス) @page45 id: aa947d258f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まる
| 作成日時：2021年5月12日 12時
