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裕「ちょっと貸してみ。」
Aが持っていた教科書を奪ってワンピースの図面を見てみる。
ふむふむ、なるほどね。
A「裕太??」
Aの持っていたブルーの生地にチャコペンで線をひいていく。
A「ちょっと!裕太って..『そこ押さえとって』
A「うん...」
チョキチョキチョキ
布にハサミをいれていく。
僕、こういうのは得意やねんな。
自分からやりたいとは思わんねんけど、やりだしたら結構おもろいし。
無言で作業を進めていた。すると
A「なぁ、裕太・・」
(裕太)「ん?なんや?」
A「・・・教えて欲しい。裁縫、教えて欲しい///」
顔をあげるとAが真っ赤な顔で恥ずかしそうにそう呟いていた。
裕「ん。ええよ。教えたるや。
個人レッスン代、高つくけどな。笑」
僕がそういうとAはとびきりの笑顔になった。
A「ほんまに!?裕太、ありがとう!」
ドキッ////
あぁ、僕はこの笑顔に弱いんや。
なんでもしてやりたくなる。
負けず嫌いで何でも一生懸命のA..
やっぱり僕はAが大好きなんや。
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作成日時:2018年9月1日 15時