当日だよ、司 ページ7
「すごく似合っております、司様」
「本当ですか？あまり慣れませんね…」
「ふふ、こんな姿初めてみました」
今日は待ちに待った土曜日。
お姉さまの家ということで、それに似合う服装に。
フードがついたパーカーにMA_1、スキニーパンツにカチっとした靴。
何だかおしゃれなaccessoryまで付けてもらいました。
鏡を見たら、何だかいつもの私ではないみたいで。
「こんなcasualな服で本当にいいのでしょうか…」
「A様は、時間があれば街を歩きたいと仰っていたのでしょう？」
「あぁ、そうでした！」
お姉さまのご家族にご挨拶した後、外で過ごしたいと仰っていたことを忘れていました。
私としたことが、不覚です。
「では、行ってきます」
「はい、お気をつけて。」
家の扉を開けて、待ち合わせの駅へ。
こんな服装で街を歩くのははじめてで、キョロキョロをしながら歩いてしまいます。
A司くーん!
画面に表示された文字を見て、つい顔が綻ぶ。
一気に顔が熱を持つのがわかりました。
司はい、お姉さま♪
いつの間にか歩幅は広がり、早足になっていました。
( お姉さま、司は早くあなたに会いたいです…！ )
◇
待ち合わせ場所に到着。
そわそわするのを抑え、スマートフォンをいじりながら待ちます。
Aもうすぐ着く!司くんもういる?
司はい、お待ちしておりますね
このtalkから進展がありません。
何度もこのページを開いては、まだかまだかと動き回ってしまいます。
こんな恥ずかしい姿見られたら、泣いてしまいそうです。
ピロン、音が鳴りました
Aほんとだ!見つけた!
「え、お姉さま…？」
この文字を読み、周りを見ると。
「ごめんね、待たせて」
「い、いえ！」
白いニットに丈が短めの…Ｇジャン、でしょうか？
秋らしい色と丁度いい丈のSkirt。
少し踵の高い黒の靴も、上品なお姉さまによく似合っています。
可愛いです
こんな素敵な人と、恋人同士だなんて。
私は世界一幸せ者です。
「お姉さま、すごくlovely…か、可愛いです！」
「ほんと？昨日悩んだ甲斐があったなぁ」
「悩んでくださったんですね」
「うん、だって彼氏に会うんだよ？」
「……ありがとうございます」
「司くんもすっっごくかっこいい！」
「ほ、ほんとうですか！」
私朱桜司の人生、一遍の悔いなし、です。
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白井美琴 - あ…あのスイーツパーラーではなくたぶんフルーツパーラーだと思います。 (2017年6月25日 14時) (
レス) id: 6e14238389 (このIDを非表示/違反報告)
さくらもち。(プロフ) - コメ失礼しますっ!! この小説の司くんが可愛すぎて発狂しましたw 私、Knights箱推しで司くんが最推しキャラなのでこの小説を読めて嬉しいです♪♪ これからも頑張ってください、応援しています^^* (2017年1月19日 19時) (レス) id: 0cadb90d82 (このIDを非表示/違反報告)
椎橋(プロフ) - 紙降臨さん» はじめまして。司Ｐさんからのお褒めの言葉は嬉しいとともに安心します笑ご期待に添えるよう精進致します (2017年1月10日 21時) (レス) id: 1f1e07a7f0 (このIDを非表示/違反報告)
紙降臨(プロフ) - 初めまして！ かさくんをめっちゃ推してます（笑） 可愛いかさくんをありがとうございますっ！！ 続き楽しみにしてます！更新がんばってください！ (2016年12月30日 15時) (レス) id: 044dac5681 (このIDを非表示/違反報告)
椎橋(プロフ) - こっちのアカウントにお願いします…… (2016年12月29日 14時) (レス) id: 3bf451aec6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：椎橋 x他1人 | 作成日時：2016年11月1日 16時
