＊28:番外編 12月誕生日 ページ28
「ごっめん！まさか駆の誕生日過ぎてるなんて！」
駆「…あはは、いいよ。ここ一回来てみたかったんだよね。だからさ、誘ってくれてありがとう、A」
バチンッと勢いよく手のひらと手のひらを合わせる。
目の前には苦笑する駆、回りには女の子達がキャッキャッと楽し気に談笑しながら色とりどりのスイーツを食べている。
そう、ここは夢ノ咲学院近くに新しく出来たスイーツ食べ放題のお店で、オープン当初から豊富な種類のスイーツとドリンクで話題を呼んでいた。
駆「…にしても、皆来れなくて残念だね」
「むしろ隼さんが「え？駆の誕生日祝いで行くの？じゃあ、貸し切りに…」とか言わなくて良かったよ」
駆「あ、あはは、た…確かにね…」
「ほら、時間無くなるから、食べるんなら食べよ」
駆「だね！…ふわぁぁぁぁッ！ツヤッツヤのチョコレート！薄く覆われたチョコレートを割れば出てくるのはココア生地かと思いきやプレーン生地！その間に挟まれているのはアプリコットジャムではなくラズベリージャム！では…いっただきまーす！」
…率直に言いましょう、スッゴい目立ちます。視線スゲェです。何故食レポ風、そして何気に上手いなぁ、おい。
駆「んんんんんん！うんまぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁい！」
パァァァァァァッと効果音付きそうな位嬉しそうですね駆さーん。周りの女の子達も顔赤らめて君に熱視線送ってますよ〜。…隼さんに感謝かなぁ、バレないようにって隼さんがおまじない(と書いて魔法と読む)をかけてくれた眼鏡くれたお陰かな。
駆「ふわぁぁぁぁ…うんまい…」
「楽しそうでよかった。ちょっと紅茶取ってくるわ」
駆「いってらっしゃーい！」
テーブルを離れてドリンクバーへと歩く。前方には女の子達。うわぁ、逃げたい。…アイツ(嶋崎)で苦手意識できてんのかな…。
女1「でさー」
女2「あそこの男の子カッコよくなかったぁ？」
……… ム リ ！
無言で通り過ぎようそうしよう。
そう思っても、人生上手く行かないわけで…。
女3「きゃ！？」
テンプレ繰り返さんでいいわ！
ブーツのヒールが折れたのか、それとも紐が切れたのか、女の子達が歩いていた内の一人が倒れかける。…こういう時、カップとか割れ物持ってなくて良かったわ、うん。
「大丈夫？」
女3「は、はい…」
肩と膝の裏に手を入れて抱き上げる。この子小さいなぁ…140あるかないかか？私が157�儖未世掘�
＊29:番外編 12月誕生日→←＊27:番外編 11月誕生日
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鳴にゃん(プロフ) - 続きが早く読みたいです！ (2018年6月13日 2時) (
レス) id: 2cd54a0d30 (このIDを非表示/違反報告)
Hikaひかり(プロフ) - 凉音さん» ありがとうございます！早速読ませていただきます！ (2018年1月13日 15時) (レス) id: 16a9728f09 (このIDを非表示/違反報告)
凉音(プロフ) - Hikaひかりさん» コメント返信、遅くなってすみません。修正＆話を更新しましたので、よろしければ、閲覧お願いします。応援ありがとうございます！亀更新なので、なるべく早く更新できるように頑張ります。 (2018年1月13日 15時) (レス) id: 7525bbf1f2 (このIDを非表示/違反報告)
Hikaひかり(プロフ) - この話大好きです！所々名前が固定になってる気がします。直していただけると嬉しいです！更新頑張ってください！応援してます！ (2017年11月21日 22時) (レス) id: 16a9728f09 (このIDを非表示/違反報告)
凉音(プロフ) - りょうさん» コメントありがとうございます。中々本編を更新できず申し訳ないのですが、しばらくお待ちください！ (2017年7月3日 17時) (レス) id: 795dd6ee65 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：凉音 | 作成日時：2016年10月2日 23時
