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赤×桃 ページ7
あれからどれくらい時間がたってたんだろう。
気づいたらもう後夜祭の時間になっていた。
赤「そろそろ行かな…」
桃「なに?行きたくなさそうやん」
赤「やって…小瀧と二人やなくなるやんか」
桃「ほんま俺のこと大好きすぎやろ」
赤「…小瀧は俺のこと好きやない?」
桃「は?なに言ってんねん。好きに決まってるやろ。俺がコクったんやし」
赤「…ええ?!もっかい言うてや!」
桃「絶対嫌や」
俺が立ち上がって教室を出ようとしたら、後ろからしげが抱きついてきた。
赤「もう小瀧ほんま好きや〜!」
桃「はいはい。どーも」
アナウンス)それでは毎年恒例、花火大会を開始いたします。
赤「始まるで!急がな!」
桃「いやもう間に合わんやろ」
赤「いけるて!あ、でもここで見れば小瀧と二人きりや!」
桃「っていうと思ったわ」
それから俺らは教室へ戻り、花火を見た。
二人で。
赤「綺麗やぁ〜!」
桃「せやな」
隣で嬉しそうに笑ってるしげ。
桃「…好きやで」
小さく呟いた声はきっとしげには届いてない。
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作者名:・み・ | 作成日時:2019年5月22日 12時