〆SHOCK ME→N.Junta&S.Daiki

→→心の傷 ページ40

中間
『…俺には先に出世された恨み』




篠崎
『………あたしにはふられた恨み』






向井
『…全部あいつがあかんねや』








(回想)







ー向井 Side






当時の木村教官が…言うたんや、俺に。








木村拓哉
『…だめだ』





向井
『なんでなんすかっ！

なんで俺は不合格なんですか！』





木村
『…向井、お前さ…訓練がキツすぎるって
親に言ったらしいな』


向井
『…』




木村
『…そのキツイ訓練を、合格した中間や篠崎、濱田や桐山も耐えて耐えて

その耐えた結果、受かった。

ただそれだけのことだろ』







向井
『………ｸｯ』







木村
『親にチクる暇があんだったら

体力つけろ』







周りの教官や副教官達は

親父を怖がって俺に甘かった。





せやのに…







(今)






『そんなの…あなたが間違ってる！！』




ーあなた Side







耐えきれず、私は叫ぶ。





中間
『A、、、』





『中間教官は…自分にも厳しい人です。


あなたみたいに…自分に甘い人ではない！

中間教官は…、強くて頼もしくて。
みんなに慕われるそんな人だから…』






篠崎
『…顔赤いけど』


中間
『…うるさいわ』









『篠崎さんも…最初訓練が辛くて、頑張れない時とか、恋のことも…いろいろなことを
教えてくれたり、背中押してくれる。


…美人で優しくて素敵な人なんです！！』





篠崎
『…泣かせるなっての』







向井
『…俺は…S.M.Uに無理やり入隊させられて

親父を見返したくて…がむしゃらにやってたつもりやったんや！！(涙)




お前らに…俺の苦しみが…わかってたまるかよ！！』







『向井さん、、、！』





目には涙。




彼もいっぱいいっぱいだった…







中間
『…康二』


向井
『…もう後戻りはできへんねん』






部屋の中に何人もの男の人が入ってくる。






『え…、、』




小瀧
『…なんのつもりやねん』







向井
『ゆうたやろ…？

…もう後戻りは…』


篠崎
『康二…！！』






向井
『…めちゃくちゃにしてくれ』


男
『誰からにしよーかなー！』





中間
『小瀧！！』



小瀧
『…はい！！』




篠崎
『Aちゃん！！こっち！！』


『篠崎さん…(泣)！！』

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