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(side YELLOW)
重「座って、水分摂って、撮影ちょっと遅らせてもらう」
「いやや明日午前オフやからええもん」
重「俺オフちゃうやんけ」
「セルフ看病できるから」
重「セルフ看病て何やねん」
「ええからもう〜〜」
重「こっちのセリフや、ええから座り」
目が怒っとるしげとなるべく目を合わさんようにしてる姫は仕方無しにとむくれながらソファに逆戻り。
こういう時めっちゃ年下の感じ出るよなあ、いつも姐さん女房みたいな感じやのに。
藤「水買ってこよか？準備されてるやつでいい？」
重「いや、身体冷えるかも知れんし白湯買ってくるわ、見とってもらっていい？」
桐「ん、任せて。ちゃんと見とく」
「チョコレートもたべたい」
重「言う事聞かへん病人のおねだりは聞かん」
「ケチ！」
重「…お前ほんま、」
「あーうそうそ！」
パタン、と白湯を買いに走ったしげが扉の向こうに消えると、途端に姫の元気もなくなって、さっきまでの言い合いが嘘みたいにソファにぐったり沈む。
中「…Aさ」
「…ハイ」
中「寝て回復したら、しんどかったことさえ俺らに言わんつもりやったやろ」
「…治ってたらね」
中「そんな頼りない接し方してないと思うけど？」
「だあって明日オフなんやもん」
中「午前だけやろ」
「…午前だけやけど、」
中「しげもおらんのに、午前で回復せんかったらまたその身体引き摺って仕事する気やろ？なんで俺らに言わんの」
「…心配かけるの嫌やもん」
小「何も言わんと倒れる方が心配すんねん！！」
濱「びっっくりした、なんか言う時さき言うて？」
「あは、なで肩がいかり肩になってまう、」
神「今は笑えるからいいけど、しげが支えてなかったらどっか怪我してたかも知れんしな？」
「…はぁい、」
場を和ませてくれる濱ちゃんに笑顔を見せてたAも、こんだけ全員から言われたらしゅんと垂れ下がった耳が見えるほど落ち込んでしまって、八の字に下がった眉がなんとも言えん寂しさを漂わせてる。
桐「でも気付かれへんかった俺らも俺らやねん、ごめんな」
藤「隠そうとすんのが上手すぎんねんな」
中「とりあえず次黙ってたらもう、分かるな？」
「…唇オジサンが出るん？」
中「明太子おじさんが夢出るほど怒るで」
「んふふ、」
冗談も言えてるし、いつもより弱々しいながらも笑顔も見せてくれてるし。
…まあ後は、しげの判断に任せよかな。
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亜由 - 楽しく読まさせて頂いてます。イブとクリスマスのお話が読みたいです。イブはシゲとクリスマスはメンバーと一緒のお話。 (2022年12月23日 16時) (
レス) id: 056f326efc (このIDを非表示/違反報告)
竜胆(プロフ) - 亜由さん» 亜由さん、コメントありがとうございます。読んで頂けて嬉しいです、丁度本日書いていたので書き上げる活力になりました。ありがとうございます、それとお待たせしたようですみません。またお時間のある際に覗きに来て頂けると喜びます。楽しんで頂けますと幸いです。 (2022年12月20日 21時) (レス) id: 4b185b5ed0 (このIDを非表示/違反報告)
亜由 - 遅くにすみません。小説読みました。白と赤の日常のお話が読みたいです。 (2022年12月20日 3時) (レス) id: 056f326efc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：竜胆 | 作成日時：2022年11月17日 18時
