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A「…ッた…」
藤井さんの瞳を真直ぐ睨みつける
藤「お前…そんなことずっと考えとったん？
淳太や神ちゃんにあんなに世話になっといて…
何様のつもりやねん…ワガママも大概にしーや？」
藤井さんは私の手を離すと智君の家の中に消えて行った
A「…何が大丈夫…だよ…
どうせ突き放すのなら…
最初から放っておけばいいのに…ッ」
涙が止まらなくなって
智君の家から一刻も早く逃げ出したくて
雪の舞うなか走り出していた
戻ろう
あの場所へ
私と佳代とお母さんが一緒にいたあの場所へ
…どうせ私の居場所なんて
最初からそこにしか無いんだから
なんで忘れてたんだろう
少しでも人の温かさに触れる事を望んだ自分が馬鹿みたい
走って
走って
走って
我に返った時には
あの懐かしい煙草の匂いとお酒の匂い
くすんだ空気
見覚えのある�犖龍�"に戻ってきていた
そう…私は感情亡き殺し屋
こんなことで振り回されるわけがない
私はここでもう一度“私”を殺した
もう二度と
絶対に
こんな思いをしなくていいように
大人という存在を
完全に頭から消し去るために
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萌(プロフ) - ありがとうございます、頑張りますね！ (2019年7月14日 12時) (
レス) id: da80cfc829 (このIDを非表示/違反報告)
ゆめまる - 更新待ってまーす (2019年7月11日 4時) (レス) id: 430074f7d0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：萌 | 作成日時：2018年12月3日 18時
