真選組の影柱

前のページにはいらなかったので続きです ページ5

はずなのに、トシのご飯にマヨネーズがのっていなかった。

おばちゃん「ごめんね〜、丁度きらしててさぁ。」

土「いや、大丈夫だ。こんなこともあろうかと、常備してある。」

なんと懐からマヨネーズが。なんで持ってるんだよ。キモイわ

『相変わらずだね、それじゃ、いただきマース。』

七味を取り出してっと。やっぱり七味は美味しいよね。

土「お前、七味かけ過ぎだろ！うどん見えてねーよ！怖ぇよ、赤ぇよ。」

僕は七味が山盛りに振りかけられたうどんを見た。いや、普通だろ。みんなが少ないんだってば。

土「はぁ……今度こそ、いただきます」

『いただきマース。』

美味い。さすがおばちゃんだな

土「ん、アキ、こっち向け。」

？

『？ん』

なんだ？

土「ほっぺに七味ついてる。じっとしてろよ。」

『ん』

全然気づかなかったな。ってトシとった七味舐めてるし。痛い目みるぞー

土「辛っ、お前舌がバカになるぞ」

ほらな、やっぱり

『ならねーよ。ま、僕のは特注七味だからね！普通のより辛いよ！』

土「早く言えよ……」

『ごめんごめん笑。ってトシもついてるよマヨネーズ。こっち寄って』

人の事言えねーな。

土「ん」

『よいしょっと』

ﾍﾟﾛﾂ 僕は指についたマヨネーズを舐めた……酸っぱいな、やっぱ。少しかけるだけなら美味しいんだろうな

土「お前、少しなら美味しいんだろうなとか思っただろ。分かってねーな。」

『心の声を当てないでよ。こえーよ。タバコ吸いすぎるとこうなるのかよ。』

土「今関係ないだろうが。ってか、お前もだろうが。このっ」ｸｼｬｸｼｬ

トシは僕の頭を荒く撫でた。いや、髪の毛をグシャグシャにした。

『うわっ、くしゃくしゃじゃん。』

土「はっ！ざまぁw」

『うるせーw』

3話→←2話

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す