3話 ページ4
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引き出しの奥から、もう何日も着ていなかったパーカーを引っ張り出す。
『さすがにこれじゃ、暑いか…』
外を見ると気が萎えそうな程に明るい。この時期長袖のパーカーなどこの世界を舐めているだろうか。けれどしかたない、これしかないのだから。
渋々それを着て、夏用の新しい服を買うことを目標に外に出る。
『う"...思ってた以上に暑い〜...』
思わず独り言が漏れてしまうほど、ジリジリと照りつける太陽が体力をどんどん奪っていく。日焼け止めを片手にしっかりと握り、いつもお世話になっている洋服屋さんへ向かった。
…そこまでは良かったのだ。この日差しに耐えながら、1歩ずつ進んでいた、はずなのに。
何故だか視界がぐにゃぐにゃと歪んでいる。
おかしい、東京の夏はこんなにも暑いのに、自分の体は…冷えている
やがてガクガクと震えてきたその足は、私を支えるには厳しかった。
気持ちが悪い、もう地面に這うような形で倒れ込んだ。
蝉の声が遠ざかる。
だんだんと下がる目線、最後に見えたのは、なんだか真っ黒で大きな男性で
「そ、そらるさ、ひ、ひ、人が…！！」
微かに聞こえた透き通ったその声は、聞き覚えのある心地の良いもので、私はだんだんと意識を手放していった。
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たぬき(プロフ) - いえいえ大丈夫ですよ。少しキツイ言葉遣いだったのですみませんでした。 (2018年7月11日 18時) (
レス) id: 32f3e2553c (このIDを非表示/違反報告)
ねむい - たぬきさん» うわーー！確かにおかしい！アホだーーーー！すみません、御指摘ありがとうございます！修正します！ (2018年7月11日 16時) (レス) id: f5222ccbb5 (このIDを非表示/違反報告)
たぬき(プロフ) - これは、補足ですが私、文章で伝えるのが苦手なのでもしかしたらキツイ言葉遣いだったらすみません。m(_ _)m (2018年7月9日 23時) (レス) id: 32f3e2553c (このIDを非表示/違反報告)
たぬき(プロフ) - 最初に夢主さんは、まふまふさんの家に携帯を置き忘れたとなっていたのに、そらるさんと連絡先交換できるのはおかしいのでは？？指摘失礼しました。 感想ですが凄い読みやすくていい作品ですね。これからも応援しています！ (2018年7月9日 23時) (レス) id: 32f3e2553c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ねむい | 作成日時：2018年6月28日 22時
