ひきこもりでも恋がしたい！【まふまふ】

17話 ページ17

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慌てた様子で自分の意思ではないことを伝えるまふくん。
あれ、そうか、まふくんが考えたわけじゃなかったんだ。




ちょっとだけ、期待していた。ほんとにちょっと。ああ、それだけでこんなに悲しくなるとかもう、認めてるようなもんだよなあ。




自分に嫌気がさすけれど、それでも誘ってくれたことは嬉しくて、本当に自分なんかで良いのかと控えめになりながらも返事をした。




私のパーカーを見て思ったことを言っただけなのだろう。服の裾を引っ張ってそれじゃあ暑いと言うまふくん。




はあなにそれ、反則すぎるかわいい…




ちょいちょいと引っ張るまふくんが可愛すぎて直視出来ずにいると、私の前にはなぜか薄手のTシャツ。




『…え』




「これ着て。僕のだから大きいけどワンピースくらいでいい感じだと思う。ね、それじゃまた倒れちゃう」




ポカーンとそれを眺めているとまふくんから説明される。確かに、これでまた迷惑をかけるくらいなら大人しく借りておこうと、まふくんには目を閉じてもらいその場で着替える。




『もういいですよ』



「…ん、いい感じ。…、かわいい、」




耳まで赤くなったまふくんは床とにらめっこをしながらそう言った。




もう、なに、最後のかわいいって




それさ、




それ、









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＿＿＿＿＿期待しても、いいですか

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