13話 ページ14
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『…は、だ、誰ですか』
あからさまに動揺して質問に質問を返してくるあいちゃん。この声も、話し方も、僕の好きなあいちゃんそのものだというのに。
「ごめん、携帯、見ちゃって」
『っ、はあ、もう、なにして…』
呆れたような顔をする。嫌われただろうか。
『…そう、です。たぶん、その、あなたの言ってるあいさんは、私です。』
「〜〜っ、やっぱり、あいちゃん…！」
認めたあいちゃんに、僕は今どんな顔をしているだろうか。多分きもい。顔がにやけるのが抑えられない。
「ぼく、大好きなんですあいちゃん。再生回数こそそんなに多くないけど、ね、もう、なんでみんなこんな素敵な歌声を知らないんだ！って、」
『うああ…！！』
僕が彼女への愛を語ると、両手で顔を覆うあいちゃん。横からちらりと見える耳は赤く染まっている。
『やめてください、おねがい、やめて』
必死にそう言うと、あいちゃんはまだ赤く染まっている顔を僕に向けた。その目はなぜか少しだけ潤んでいて。
『き、きらわれたかとおもったあ、』
そう言うとするすると崩れ落ちていった。き、きらわれ、た…？
『きの、う、っ、あんな感じだったから、きらいなのかな、って、』
華奢が肩を小刻みに震えていて、僕は思わずあいちゃんと同じ目線まで屈む。
「、それは、ほんとにごめんなさい。僕、昨日はあいちゃんだってわからなくて、リスナーさんだって知った時あんな態度とってごめん。嫌いなわけじゃないんだ、僕のこと、好きでいてくれるのは凄く嬉しいのに、…」
『だ、いじょぶ、そらるさんからきいた、から、わかってます、』
そらなんとか、こいつ余計なことを話してええ、、
それでもそれは彼なりの気遣いだってことはわかってて。
「ま、そらるさんはその子を連れてきただけなので帰ります」
と帰ってしまったことも。それは気遣いなんだろう。
…じゃない
「おい何帰ってんだそらるうううーーーー！！！！！」
僕の家に大好きなあいちゃんと二人きり、どうするまふまふ、落ち着けまふまふ、、！！！！！！
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たぬき(プロフ) - いえいえ大丈夫ですよ。少しキツイ言葉遣いだったのですみませんでした。 (2018年7月11日 18時) (
レス) id: 32f3e2553c (このIDを非表示/違反報告)
ねむい - たぬきさん» うわーー！確かにおかしい！アホだーーーー！すみません、御指摘ありがとうございます！修正します！ (2018年7月11日 16時) (レス) id: f5222ccbb5 (このIDを非表示/違反報告)
たぬき(プロフ) - これは、補足ですが私、文章で伝えるのが苦手なのでもしかしたらキツイ言葉遣いだったらすみません。m(_ _)m (2018年7月9日 23時) (レス) id: 32f3e2553c (このIDを非表示/違反報告)
たぬき(プロフ) - 最初に夢主さんは、まふまふさんの家に携帯を置き忘れたとなっていたのに、そらるさんと連絡先交換できるのはおかしいのでは？？指摘失礼しました。 感想ですが凄い読みやすくていい作品ですね。これからも応援しています！ (2018年7月9日 23時) (レス) id: 32f3e2553c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ねむい | 作成日時：2018年6月28日 22時
