風見裕也 (漢字違ったらごめんなさい!) ページ6
風見「…風見裕也と申します。Aさんの部下としてサポートを主にしているものです」
降谷「降谷零です。どうも」
なんだかよくわからないまま自己紹介をする
『……風見、この子を組織に潜入させる。上に許可はもらった。覚悟があるか聞いて、説明しておいて。』
風見「はい。」
それだけの短い言葉だけ残してAさんはデスクのある方に戻ってしまった
風見という人に僕は何を言われるのだろう
風見「では、降谷さん、自分の命を懸けても、日本の秩序を守りたいと思いますか?」
僕の中である単語が引っ掛かった
「命を懸けて」?
先ほどの話具合から推測するにAさんもその「組織」とやらに入っているのだろう
つまり、まだ二十歳にも満たない少女が日本を守るために命を懸けていると?
・
僕はその事実にたどり着いたとき、今まで自分の頭にあった甘い考えはすべて吹き飛んだ
自分よりも幼い少女が命をかけて日本を守っているのに僕がそれをサポートしないで何をするというのだろう
覚悟……
降谷「思います。説明してください。」
風見「わかりました。後、敬語は外していただいて結構です。まず、Aさんは【相川A(アイカワ)】という偽名で、ある組織に潜入しているんです。」
そのあとに僕が聞いたのは信じられないほどのものだった
密輸、殺し、そんな何でもありの国際テロ集団が日本にもいるというのだ
そして、Aさんはそこに潜入していると
組織の特徴としてあげられるのは、全身が黒づくめだという事、そして、互いを酒の名で呼んでいること
Aさんはジプシーというらしい
降谷「……わかった、僕はAさんにどうすればいいか、聞くために一度戻ってみる。」
風見「あ、この組織については本当に一握りの人間しか知らないので、あまり公で話さないでください。」
降谷「わかった」
・
・
〜数時間前〜
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Aside
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私は、降谷を引き抜いた
確実に組織をつぶすための必要な人材になると思ったからだ
もともと警視庁の公安にいたので指示をしなくてもいずれ潜入するだろうとは思ったが、どうせなら、私の近くにおいて情報共有をしやすくした方がいいだろうと思い上司に掛け合い、降谷を引き抜いた
彼は失礼な人だったが、期待以上の人間だ
私は即決で組織に潜入してもらおうと思った
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作者名:ゆーり☆ | 作成日時:2020年6月22日 23時