公安と同居？！【安室透／降谷零】

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うーん、それにしても…何作ろう



零がただでさえ料理うまいから余計ハードルが高くなる



あ！




『ね！零！肉じゃがでいい？』




安室「え？お前料理できたのか…初耳だ。」



え？！




料理できないと思ってそれ言ったの！？



零って、実はS？



まぁ、ちょうど家に材料あるし…




あ…家ないんだった




『零、公安部終わったらさ、スーパー行こ？材料買わないと』



安室「は？俺らが仕事終わるときに開いてる店があると思うか？あえて言うならファミリー○ートくらいだ」




うっそ〜



そんな仕事量あるの…



さりげなく時間を見てみると



2時半



あれ？登庁って確か４時だよね？



ここから零の家まで2時間弱だったよね…




終わりだ…



『ねぇ、零…時間大丈夫じゃなくない？』



安室「えっ？もう着くけど…？」



は？


車の助手席から見てみると警視庁が見えてきた


あ、ほんとだ


え、これ零の服なんだけど



安室「はい。これ、トイレで着替えてこい。俺もここで着替える。公安部は更衣室付きだ。」


バチッと音がなりそうなくらい綺麗にウインクを決めて私に袋を渡す



公安部、すご…


ー更衣室にてー


わっ…


自分で言うのは変だけど似合ってる…


普通の白いワイシャツに濃紺のネクタイ



それとズボン…いや、スラックスって言うのかな？


シンプルだけど茶髪の私でも似合うデザイン


軽く化粧をして髪型を考える



髪の毛下ろす？



いや、パソコンに向かうなら邪魔だな



ポニーテール？



いや、これもパソコンのとき首がチクチクしそう



じゃ、低めのお団子かな



そう思って髪をまとめると我ながらよくできた



よし！初出勤の準備万端！



私が更衣室から出ることバッタリと零に会ってしまった



零はスーツ姿がすっごく決まってる



茶褐色の肌に合った白いワイシャツにチェックのネクタイさらにスラックス



大して私と変わらない格好なのになぜかかっこよく見える



私おかしくなったかな…




降谷「よし、行くぞ。」



声がいつもより低くなった



こっちが本来の『零』なんだろう




正直私は今の零の方が好きだ




ちょっぴり怖い雰囲気が漂ってるけど


昔っぽくて落ち着く


零についていきながらそんなことを考えているといつの間にか公安部の中に入っていたみたいだ


おそらく仲間だろう


みんながどよめきを挙げている中


笑顔で挨拶をした


『美織Aです。どうぞよろしく。』

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