公安と同居？！【安室透／降谷零】

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？「ふ、降谷さん？その人…どうしたんですか？」


メガネをかけた男性が零に聞く



そういえば、零って偉い人なんだっけ？



降谷「こいつは今日から公安の俺の相棒となっている。仕事はバンバンこいつに回していいぞ。できるやつだからな。」



ちょっ…ハードル無駄に上げるなぁ！




零の紹介を受けながら周りを見回すと公安部はざっと30人


ほとんどの人が男で、女は私を含めて6人



私を除いた5人でヒソヒソ話してる




あそこはめんどくさそー



他の男も若干顔を赤らめてる



チッ




女だからって浮かれやがって仕事できる人間だって見せつけてやる




『零、私の席どこ？早く仕事したい。』



降谷「ここでは「降谷さん」だ。お前のデスクはそこの、俺と風見の間だ。」




あ、さっきのメガネかけた男性だ




「風見さん」ていうんだ




私はトコトコ、デスクに向かって持っていたカバンを下ろす



とは言っても、財布と携帯しか持ってないんだけど




次からバッグはいらないな




降谷「おい、風見、Aに仕事教えてやれ。」




もう、教わらなくても何をすればいいか教えてくれりゃいいのに



風見「えーと、美織さんとりあえずはこれで、数値をまとめて会議の資料を作って欲しいんですけど…」



『はい、わかりました。この会議はどのようなものですか？』



風見「え？あ、決算報告のようなものです。」




あ、なるほど




じゃ、簡単だ




そう思ってちょっと強引かもしれないけど



風見さんからひったくってパソコン立ち上げて打ち込み始めた


そこから約1時間くらいかけて資料を作った



『できたっ！零ー！できました〜！』




私の言葉に零が目を丸くする



降谷「は？もう終わったのか…」



半信半疑の目を向けられたまま作った資料を見る



降谷「全てまとまっている…付け足しでわかりやすい資料になってるし。あと、「降谷さん」な。」



まだそこ気にしてたの



『次は？何？』



降谷「あれ」



零は人差し指で私の机の横の空き机を指す



降谷「ちょうど今日人手が足りないんだ。組織に潜入中のやつでな。組織については後日話す。」



よくみてみるとそこには30センチくらいの高さでいろんな資料が置いてある



え？！あれ全部やるの



私は渋々パソコンの前について資料を打ち込み始める




そしてあっという間に夜の11時半



『疲れたー。零、終わらせたよー。』



降谷「よくやった。飯は俺がやる。」

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