やっぱりキミを嫌いになれない

悩み ページ3

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今日は彼はいない。



彼が他の女と撮っていた、雑誌を見つめていた。


「あんたさ、いい加減素直になりなよ。

付き合ってない限り、あんたのは束縛する権利は無いってことよ？」

彼女は私の親友のナヨン。


超絶美人でスタイルも抜群の上、性格もよし。


.....口悪いけど。


『だって、相手は大物だよ？

好きな人...だったとしても手の届かないところにいるんだよ？』

そう、ちょっと前までは、私の同じ立場だったんだ。

「ばかねぇ。あんたの彼氏じゃないってことは、
あっちが熱愛騒動が起きても、あんたには怒る権利ないってことよ？」


図星をつかれたな。

『はぁ.....だって、なかなか言えないじゃない。

付き合ってた時期あったけど、もう今更言えるわけないし。』


「じゃあ尚更言えるよ。

また関係を戻したい、より戻したいって。」


『それを言えればどれだけ楽か....。』


「まぁ、どうしようがあんたらの勝手だけどね。

ただ私は心配だから言ってるだけ。」


『心強いなぁ。』



「さっさと素直になった方が楽よ？」


『うん、まぁ頑張る。』

「じゃあ私、帰るよ？」

『うん、わかった。』


素直になるかぁ。



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