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場地「…なんかアイツ怪しくね?」
歩きながら急にそんなことをいいはじめた場地に続いて三ツ谷も話し始める。
三ツ谷「森田さんだろ?怪しいっていうかマイキーのこと好きだよな、多分。」
千冬「俺も思いました、マイキー君との距離近かったですし。」
龍宮寺「A大丈夫か?」
いや、私もそうかなーとは思ってたけど……
めっちゃマイキーのこと触ってたから距離近いなーとも思ってたけど……
A「大丈夫、まだ沙緒ちゃんから好きって聞いた訳じゃないしね。」
そりゃちょっと心がザラッてなった気もするけど。
三ツ谷「何かあったら言えよ?」
A「大丈夫だって。」
そう言ってははは、と笑っていた私だけど次の瞬間笑いが止まった。
沙緒ちゃんとマイキーが腕を組んで歩いてきた。身体もすごい密着している。
沙緒ちゃんが一方的に組んでいるように見えるけど、マイキーも抵抗はしてない。
それだけなのにまた心がザラッてなる。
沙緒「みんな歩くの早いねー!」
マイキーの腕をパッと放し、タタタと小走りで近づいてくる沙緒ちゃん。
沙緒「万次郎くんの身体、すごい筋肉付いてるよね!」
A「う…うん」
後から来たマイキーがだろ?と一言。
私の両隣にきたマイキーと沙緒ちゃん。
私を挟んで楽しそうに話している。私を挟む意味とは。
このまま間に居続けると、心がまたザラッてなりそうだから間から抜け出した。
そして後ろに歩いていた三ツ谷達と合流。
千冬「Aさん挟んだのわざとッスよ、絶対。」
三ツ谷「腕組むとかヤバいだろ。何やってんだよ、マイキー……」
龍宮寺「A隣に居なくても何も言わねェなんて変わったな」
前はどこに行くにしてもAいないとダメだったのにな、と続ける。
確かにそうだ。今は隣に沙緒ちゃんがいて私が居なくなっても何も言わない。
マイキーは沙緒ちゃんが居たら私はいらないってこと……?
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しゅが〜 - 真季さん» 真季さん!長い間待っていただきありがとうございます!マイキーと夢主、これからどうなっていくのか見届けてくださると嬉しいです! (2021年11月15日 6時) (レス) id: 8796ade977 (このIDを非表示/違反報告)
真季 - おかえりなさい。そしてお疲れさまです!また楽しみにお待ちしますね。マイキー、大切な人は手放したら駄目だよ。後から気づいても遅い‥。夢主ちゃんが心配な私です汗 (2021年11月14日 21時) (レス) id: 7f718060dd (このIDを非表示/違反報告)
しゅが〜 - 真季さん» コメントありがとうございます!感情移入していただけるなんて嬉しすぎますね…!今後、多分沙緒ちゃんもっと酷くなるんで、優しい毒じゃ済まなくなりますね…多分。これからどう動くのか楽しみに待っていただけると嬉しいです!更新頑張ります! (2021年10月20日 18時) (レス) id: 8796ade977 (このIDを非表示/違反報告)
真季 - 失礼しました(笑)つい腹黒が…夢主ちゃんに皆がいるだけでもまだ、救いです!でも私も悲しい…!←何なんだ。お前は。 続きお待ちしてます。頑張ってください。 (2021年10月20日 11時) (レス) id: ac0ba7e69a (このIDを非表示/違反報告)
真季 - 初めまして。お疲れ様です。いやいや…感情移入して夢主ちゃんの気持考えたら悲しくて切なくてウルウルしてしまいました…。マイキー大事な彼女悲しませたらダメだよ。それと、ぶりっ子ちゃん?今なら優しい毒で許してあげますよ? (2021年10月20日 11時) (レス) id: ac0ba7e69a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:柴田んぬ | 作成日時:2021年10月3日 11時