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「 ニシキ 、起きて？ 」
「 … ん？ ハルカ…？ 」
ニシキの元カノだという 、ハルカさんの名前が出た
これが 、初めてじゃない 。
寝ぼけた時なんかに何回か聞く名前 。
「 降りるよ？ 」
「 あ、Aか 」
ちょっと 、寂しそうに訂正するの 。
きっと 、ニシキはまだ忘れてないんだ 。
「 裕、今週末空いてる？ 」
「 多分 」
「 10時くらいに荷物取りに行くから 、よろしく 」
車庫に車を止めて、電車で帰るという裕に
お礼をして、約束を取り付けた 。
「 ほら 、ニシキ！ベッドに行って 」
「 うーん… 」
無理やり引っ張って 、ベッドに寝かせると
携帯が鳴った 。
「 もしもし、渋谷さん 」
「 今大丈夫？ 」
「 はい 」
「 亮の家の近くの公園わかる？ ゾウの滑り台の 」
「 わかりますよ 」
そこに来て 。とだけ言われて電話は切れた 。
仕事帰りの服だったから 、
緩めに シャツとスキニージーンズに着替えて
携帯と財布だけ持って 、家を出た 。
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柴汰(プロフ) - ∞ し ゅ ぅ く り ー む ∞さん» ありがとうございます！ 私の妄想に付き合っていただけるだけで有難いのに 、そう言ってもらえてとても嬉しいです！頑張ります！ (2015年7月4日 10時) (
レス) id: 0281db72fb (このIDを非表示/違反報告)
∞ し ゅ ぅ く り ー む ∞(プロフ) - すごい話に引きこまれました。更新頑張ってください！ (2015年7月4日 9時) (レス) id: acfca5df97 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：柴汰 | 作成日時：2015年6月28日 13時
