記憶の欠片を探して３

#104 ページ4

オッパの言葉に笑う












「ないない、そんなことあるわけないじゃん」









あんなに酷いこと言っといて好きとか有り得ない














HS「いやいや本当だって、本人から聞いたんだから」




「え、そうなの？」




HS「意地悪して気を引こうとしてるなんて可愛いじゃん」




「……」




HS「何その冷たい視線」




「オッパちょっと怖いです」














ホソクオッパが笑いながらそんなことないよって言うけど……






いつも優しいオッパ








でも少しSっ気あるんだなって初めて知った





ん？







初めてじゃないか










ダンスの練習中もジミンオッパとめっちゃ扱かれたんだった



















HS「まぁ、だから僕が言いたいのはさ



いつでも僕はAの味方だから
相談して？


誰にも言わないでって言うならヒョン達にも話さない
1人で抱え込まないで」
















そう言って抱きしめてくれるオッパの温もりを感じる







少し安心した

















「本当に何もないんです！


ありがとうございます」

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