記憶の欠片を探して３

#111 ページ11

自分で質問しておいて答えが聞きたくないなんてどんだけタチが悪いのだろうか







抱きしめた手をそっと話してやっぱり聞かないって言えば引き寄せられる






離れたはずの体がまた密着する















YG「好き」


















「私も」











互いの視線がぶつかる


　







初恋の時みたいな心臓の鳴りよう



















YG「どんなことがあっても守るからまた俺と付き合ってください」




「こちらこそ迷惑かけてしまうかもしれないけどずっとそばに居させてください」




YG「結婚は落ち着いたらにしよう



その時はまたちゃんとプロポーズさせて」
















そう言って2人で笑い合って自然に顔が近付く







久し振りに感じた感触は涙でしょっぱくて優しい感触がした



















JN「やー、ほんとよかった」




TH「ハッピーエンドですね」




HS「やーほんと良かったねー」




JM「可愛い妹のキスシーンを見た気分って複雑」




JK「兄のキスシーンをみるのもまた複雑です」




NJ「今日はみんなで打ち上げしよう！」



















廊下の角に大きな人影






そしてこの盛り上がりよう













一連の流れをみてた彼らがわらわらと近づいてくる


















「オッパたちなんて嫌い！」











廊下に響く私の声はきっと幸せで溢れていて



これからのことに期待がこもっていた















-fin-

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