青城に天使が君臨しました。【青葉城西】

33 【ばーか1】 ページ35

もしも、続編が見たいと思ってくださる方がいたら、
評価、コメントをくれると嬉しいです(^O^)
ちなみに、評価が60ぐらいいったら確実に続編を作ります！

及川side



『徹のばーか』



はぁっ、えぇ、あ…



及「……ありがとうございます」



不意に出てしまう変な返事。



岩「なにが、ありがとうだよ……」



及「え、嬉しいんだもん」



そう、泣きあったあと



体育館へ直行。



俺らは部活に専念していたのだ。



そしたら、俺のサーブがAの方にホームランしてしまったのだ。



で、謝ろうとしたら



ばーかって言われた。



大好きのあとに馬鹿って…



『ばーか、この鰹節っ！』



岩「…ナイス」



及「ちょっと、岩ちゃん！」



べーって舌を出すA。



や、やめて、萌え！



もう、俺は一体なんでこんなにきゅんきゅんしてんだよ！



『徹はホームランしちゃってもかっこよく打つからずるいね』



！！？



及「ううう」



俺は唸る。



なんだよ、なんでだよ、



俺は今まで、どんな女子でも惑わせてしまう



歓声を浴び続けてたのに、



今では立場が逆じゃないか。



俺はなんでこんな子をマネージャーにしてしまったんだ。



あれは雨が降る冷たい日のことだった。

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