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今井「俺はなぁ、自分より強ぇ奴がいることが許せねぇ」


谷川「どうせ弱いんだろ」





子分が子分らしく子分っぽいことを言ってくる





三橋「あの今……そーゆー気分じゃないんで」


今井「気分とかァ!そーゆーのでやるもんじゃねぇんだよケンカはよぉ」


三橋「めんどくせぇなぁツッパリって……」





声でかいね。びっくりしたよ?





今井「やんのかァ!やらねぇのかァ!」


三橋「やらない」


今井「よーしそのいきだぁ!そこの公園で」


谷川「いややらないって言ってます!」


今井「え?」


『ぶふッ』





流れが完璧すぎたw


コイツバカなんかな





三橋「めんどくせぇから」


今井「え?ケンカがめんどくさいツッパリっていんの?」


谷川「……てめぇ!ツッパリの風上にも置きたくない!」


今井「俺はなァ!紅高の!今井だコラァ!」


三橋「いやだから知らないんすよ。転校してきたばっかなだけ」





やべぇ笑いすぎて過呼吸なるwww





今井「テメェがなんと言おうとやんぞコラァ!」


三橋「うるっせぇなぁマジでよぉえぇい!」





お兄ちゃんがガンひとつ飛ばしただけで怯むコイツら


番張ってんだよね?





三橋「じゃぁよ、そんな強ぇんだったらえぇ!このクソ重いリアカー運べんのかよ!」


今井「……軽いわァ!ぜんっぜん軽いわァ!」


三橋「おうじゃぁ持ってみろやァ!」


谷川「テメェ今井さん舐めんなよマジ」


『オラ早くしろよ急いでんだよ』





なんとなくお兄ちゃんのテンションに乗っかってみる


意外と楽しいw





谷川「スゲェ!やっぱ軽々っすね今井さん!」


今井「なんだろー、何かを持ってる感覚すらなーい!」


谷川「くぅー!!」


三橋「でもそれを三倍にしたら持てないだろうねぇ」


今井「三倍?え?百倍までなら片手でいけるよ」


三橋「スゲェー!ぅありえねぇ!!え、え、え、あれですか?あれですか?ピラミッドの、石を、石をあの、運ぶ関係の?運ぶ関係の、子孫やぁー!!」


『あは、も、過呼吸、しぬぅ……www』


三橋「ワナワナ、でも、アレだろうな。今から、紅高に行ってそれを三倍に増やすことなんかできないんだろうな」


谷川「おい、なんでこんなもん集めてんだよ」


三橋「三倍に出来んのかよォ!」


今井「軽いっつってんだろー!!!」





そう言って番長は走り去っていった


なんなんだ、この茶番


でも待って、その前に、私が過呼吸でしぬwww

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- お、おもし面白かったですぅ!妹ちゃんかわよす。頑張ってください!更新待ってます! (2022年10月20日 22時) (レス) @page14 id: 59220ffc51 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:しーた | 作成日時:2021年6月27日 0時

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